このゲームはよくある交易系ゲームで陥りやすい「何のために金稼いでるの?」状態がほぼありません。
投資先が多く存在し、そのどれもが最高までやろうと思うと莫大な金が必要になるからです。
当然、金をかけた分だけプレイ環境はよくなり、儲けも多くなります。
その反面、金欠状態に陥りやすく、序盤でなくても「お金があったら○○できるのに」や「○○にお金かけたら(儲けの多い)商品買うお金がなくなっちゃった」ということがしばしばあります。
もっとも、後者は我慢や注意をすれば回避でき、前者は次の目標につながるため、バランス的には丁度良いと思います。(序盤、初心者だと少し厳しく感じることもあるかも)
それ以上にこのゲームの売りと言えるのは交易品のカスタマイズができることでしょう。
ほかのゲームではたいていがもともと売っているもの+αですが、このゲームではもともと売っているものを消して、別のものに入れ替えることもできます。町によって生産量に差があるので、より効率的な交易ルートを作ることもできます。
上記の2点以外にもさまざまな面でやりこむことができ、すばらしい出来だと思います。この値段ではまず損にはなりません。