最後から一番目の恋 神経衰弱ぎりぎりの男たち3 ( 二見書房 ) - ダウンロード販売中

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作品ID: ITM0019922
最後から一番目の恋 神経衰弱ぎりぎりの男たち3
執筆者:[ 高遠春加 ] 出版社:[ 二見書房 ][ 類似ジャンル作品一覧 ]
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概要
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
神経衰弱ぎりぎりの男たち
著者
高遠春加
出版社
ジャンル
一般商業BL作品 小説
キー
価格(税込)
840 円
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作品の説明
夏休み。七瀬は恋人の医大生・匡一を故郷につれていくことに成功。係累もなく孤独な生い立ちを持つ匡一は、にぎやかな七瀬家の歓迎ぶりに戸惑いながらも最大のイベントである夏祭りに参加することに。そこで二人は七瀬の元カノとバッタリ!?
ラブラブ本編のほか匡一の父・俊哉とその異母兄弟・匡紀との切なく哀しい秘められた愛の軌跡を描いた表題作。待望の書き下ろし!

【抄録】

「……大きな打ち上げ花火もきれいだけど、俺も好きだけど、でも小さい花火もいいよな」
花火に目を向けながら、隣の匡一の腕に手をおいた。大切な人はちゃんと生身で隣にいる。だからちゃんと今、大切にしないと。
「…うん?」
「だからさ、東京に帰ったら二人で花火しよう。コンビニとかで売ってる花火セット買って。それでマンションの屋上でやろう。缶ビール持って、つまみも持って、ロケット花火とかねずみ花火とか」
「…線香花火とか?」
「そう。あ、俺、線香花火大好き」
暗いからぎりぎりまで近寄って、顔を見合わせて笑った。匡一もちょっと笑って、それから俺が匡一の腕においていた手を、反対側の手で握った。手を握るなんて小学生でもやってることなのに、こんな故郷の母校の非常階段の上なんかだと、なんか妙に照れる。
「……俺だってものわかりがいいばかりじゃないんだ」
匡一が言った。
「え?」
「さっきの女の子。つきあってたって?」
「え、あ」
しまった。近寄っていたから、赤くなったのもバレバレだ。
「えーと、だけどもう終わったことだからさ」
「名前は?」
「雪野だけど……そんなこと聞いてどうするんだよ」
「べつにどうもしないけど」
匡一は少し笑った。
「……かわいい子だったな。おまえとあの女の子、すごく似合ってたよ」
俺は眉をひそめた。なんでそんなこと言うんだろう。
「そろってゆかたを着て、背もちょうどいいくらいだろ。幸せなカップルみたいで……そう、絵みたいだった」
「……やめろよ」
「だけど嫌だったんだ」
握っている手を引き寄せて、匡一は俺の手の甲に、軽く唇をあてた。
(…わ)
血がいっぺんに頭に昇って皮膚の表面がざわざわした。

※この続きは製品版でお楽しみください。
詳細
タイトル名
最後から一番目の恋 神経衰弱ぎりぎりの男たち3
出版社/レーベル
二見書房 / シャレード文庫
著者
高遠春加
シリーズ
神経衰弱ぎりぎりの男たち
ジャンル
商業BL作品 小説
動作条件
WinME Win2K WinXP WinVista KeyringPDF
キーワード
オリジナル 若者 学生 三角関係 兄弟
備考
全270ページ
@Powered by eBookBank.
ファイル容量
3,303,836 byte [ ダウンロード時間 ]
登録日
2008年04月18日
価格(税込)
\ 840
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