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作品ID: ITM0038712
気儘な愛は従者を啼かす
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概要
レーベル
シリーズ
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著者
出版社
ジャンル
一般商業BL作品 小説
キー
価格(税込)
630 円
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作品の説明
経営難にあえぐ孤児院の最年長として日々奮闘するアティのもとに孤児院を支援する男爵家から従者の誘いが舞い込んだ。孤児院を放っておけないアティは辞退するつもりで男爵家の屋敷に赴くが、待っていた大熊のような屈強な体躯で威圧感を放ち、貴族特有の気高い雰囲気を纏ったクラード家の次男・ラルフから「申し出を断れば孤児院への支援を打ち切る」と冷酷に告げられてしまう。
そしてラルフの従者となったアティに課せられたのは、通常の仕事だけではなく、時と場所を選ばず受ける恥辱の数々であった。しかし、ラルフが不意に見せる真摯な態度がアティを戸惑わせて……。

【抄録】

「──その様子だと、エルゼは俺の言い付けを守ったようだ」
ラルフに声を掛けられ、アティは慌ててそちらを向いた。
「座れ、許可する」
促されて座ったアティは上目遣いでラルフの様子を窺うと、ラルフは苦笑のつもりなのか口の端を少し吊り上げている。
「お前や孤児院の事は調べてある。──安心しろ、お前が孤児院から居なくなっても困らないようにエルゼの紹介で手伝いが行く事になっている」
その言動からして、ラルフは既にアティを雇っているつもりなのだろう。だが、今ならまだ断れるとアティは思い、ラルフに言った。
「……ラードルフ様、せっかくのお話なのですが……僕のような者には荷が重いと感じています。申し訳ございませんが今回のお話は、どうか白紙に返してはいただけないでしょうか?」
アティから断りの言葉を受けたラルフは長い足を組んで考え事をしているのか首を傾げて、それから青い瞳でアティを真っ直ぐに見た。
「では、孤児院への支援を打ち切る」
「……えっ、そんな……」
動揺するアティに構わず、ラルフは言葉を続ける。
「俺は父であるクラード男爵から、この屋敷と山を含めた土地……孤児院への支援管理などを譲り受けた。支援の打ち切りなど簡単な事だ。父には、不必要な経費だと感じたので打ち切ったと言えばいい」
クラード家は、貴族としてはもちろん経済家として手腕を振るって地位を確固たるものとしてきた一族である。昨今の経済状況の影響もあって、自分の息子が独断で支援を勝手に打ち切っても不必要だったからという説明だけで男爵家の当主は納得して気にもしないのだろう。

※この続きは製品版でお楽しみください。
詳細
タイトル名
気儘な愛は従者を啼かす
出版社/レーベル
著者
シリーズ
---
ジャンル
商業BL作品 小説
動作条件
WinME Win2K WinXP WinVista KeyringPDF
キーワード
オリジナル 主従関係 外国人
備考
全85ページ
@Powered by eBookBank.
ファイル容量
3,978,981 byte [ ダウンロード時間 ]
登録日
2010年03月05日
価格(税込)
\ 630
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