●あぶないお隣りさん/柏原妃呂美
付き合っていた彼と別れて、家も引っ越して、これからは心機一転して新しい生活を送ろうと考えていた私。
もうオトコはしばらくいらないと思っていたんだけど、お隣のダンナさんにぶつかった時に、濃密なオトコの匂いを嗅いでしまって、カラダが火照ってしまう。
でも、さすがに他人のダンナに手を出すわけにもいかなくて、普通の隣人として仲良くしていたんだけど…
●バースデイチケット/ひいろ春霞
最近彼の仕事が忙しくて、私の誕生日にも特別なデートをしたりはできなくて、結局私の部屋で二人きりのパーティーをすることになったけど、その分プレゼントには期待していた。
だけど、彼がプレゼントしてきたのは○○が親に渡すようなお手伝い券のような物。
少し残念に思っていたけど、よく見るとそれはHなことをしてもらうチケットで、いつもダイタンになれない私は…
●遠距離LOVE/島崎ちと
彼の仕事の関係で遠距離恋愛になってしまった私達。
たまにお互いの予定が合うときは、私が彼のところにいって一緒に過ごすことにしている。
だけど、仕事が忙しくなっているからなのか、最近はちょっと素っ気ない感じ。心配になって彼のところに行ってみたら、彼の携帯には女性と楽しげに話しているメールが…
●細い指先で触れて/鹿野景子
自分自身も女なのに、前から女の子の方が好きで悩んでいた私。
今もサークルの後輩の女の子に恋をしているけれど、きっとそういう関係を迫ったら嫌われてしまうに違いない。
だけど、一人でいる寂しさは我慢できずに、一度限りの思い出でもいいから触れてみたくて…
●揺れる想い/緑川あきら
結婚を3ヵ月後に控えている私。
だけど、式が近づいてくるにつれて、私の心の中には不安が生まれてきてしまう。
それはマリッジブルーというよりも、あの頃のことが忘れられないから。
4年前、私は年上の彼と不倫関係にあった。
気持ちイイ事を教えてくれたのも、初めてイったのも彼とで、本当に大好きだったのに…
●料理のリズム☆/たにぐち千賀
もう少しで結婚って所まで来ても、これから先もこんな料理を食べたくないってフラれてしまう私。
お料理教室に通って勉強すればいいって友達から言われて、紹介されたお料理教室に行ってみることになる。
そこの先生はとても素敵な人で、私はすっかり見入ってしまって…