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●フォロン
(CV:小橋達也)
タタラ・フォロン。
この物語の主人公で、トルバス神曲学院の学生。
驚異的な集中力の持ち主で潜在能力は高いが、反面、安定した神曲が奏でられない心の弱さがある。
何故か、彼の実力では歯牙にもかけてもらえないハズの強力な精霊「コーティカルテ」と契約を結んでいる。
「大丈夫。コーティなら必ず優勝できるって」 |
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●コ−ティカルテ
(CV:平井理子)
コーティカルテ・アパ・ラグランジェス。
フォロンが契約している、強大な力を持つ上級精霊。
本来の姿は美しい成人女性だが、普段は少女の姿をしている。
気位が高くわがままだが、どこか憎めない。
フォロンにベタ惚れで、独占欲が非常に強い。
フォロンの単身楽団を手に入れるため、精霊美人コンテストへの出場を決意する。
「お前も、そろそろ自分の単身楽団を持っていい頃だな」 |
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●ペルセルテ
(CV:田中美智)
ユギリ・ペルセルテ。
トルバス神曲学院の学生。元気はつらつ。
神曲楽士の家系であるユギリ家の出身で、入学して早々、その才能が開花しはじめる。
フォロンを慕い、尊敬している。
「フォロンせんぱーい! お昼買ってきました。一緒に食べましょう」 |
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●プリネシカ
(CV:由宇翼)
ユギリ・プリネシカ。
トルバス神曲学院の学生。
ペルセルテの双子の妹。
活発な姉と違って、体が弱くおとなしい。
まるで保護者のようにペルセルテを優しく見守っている。
「おはようございます。フォロン先輩」 |
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●イアリティッケ
(CV:甲斐祐子)
イアリティッケ・シン・ゴルオット。
人形のような愛くるしい外見とは裏腹に、とてつもない破壊力を持つ凶悪な上級精霊。
無邪気なサディスト。
サーギュラントと契約しており、サーギュラントを父のように慕っている
「〈茨姫〉は私のもの。あんたも、せいぜい頑張る事ね。まあ、無駄だろうけど」 |
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●サーギュラント
(CV:菱田盛之)
サモン・サーギュラント。
イアリティッケと契約を結ぶ神曲楽士。
テロでメニス帝国を蹂躙した組織の幹部だったが、訳あってフォロン達と行動を共にすることに。
精霊美人コンテストの優勝商品がクチバ・カオルの遺品と知り、イアリとの出場を決意。
「……まあ。お手柔らかにな」 |
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●ユフィンリー
(CV:すずきけいこ)
ツゲ・ユフィンリー。
トルバス神曲学院の卒業生でフォロンの先輩。
学生の頃から神曲楽士として活躍している天才少女で、現在は神曲楽士の個人事務所を構えている。
いつも冷静沈着だが、意外と世話好きでお人好し。
フォロンの才能を買っており、将来を楽しみにしている。
精霊美人コンテストの優勝商品がヴィンテージ物の単身楽団であることを知り、周囲の精霊を巻き込んで出場を決意。
「ありがとうユズリハ! 貴女なら引き受けてくれると信じていたわ!」 |
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●レンバルト
(CV:久保田竜一)
サイキ・レンバルト。
フォロンの同級生で、親友。
美形な上に学年トップを誇る秀才なため、女性受けが非常に良い。
軽薄さを装っているが、その実は真面目で誠実な努力家。
天才肌だが器用貧乏だということを自覚しており、自分と正反対のフォロンのことを内心眩しく思っている。
「俺達ももう専門課程の二年――卒業は間際だ。自分用の単身楽団ってのには憧れるよな」 |
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●ダングイス
(CV:菱田盛之)
コマロ・ダングイス。
トルバス神曲学院の学生で、フォロンの元同級生。
進級試験に失敗後、再入学して二年生をやり直し中。
自分は特別な才能の持ち主だと信じて疑わない。
その痛い言動により周囲の嫌われ者だったが、最近は変化の兆しが……?
「まあ、未来の大音楽家たるこの僕は、小さい事をとやかく言わないけどね!」 |
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●レイトス
(CV:加古川高)
シダラ・レイトス。
浮世離れした風格を持つトルバス神曲学院長。
趣味は自家製ポプリやお茶で、見る角度によって少年にも青年にも見える、年齢不詳の人物。
実は、強大な力を持つ神曲楽士だが、穏やかな笑顔の裏に隠されてしまっている。
「なんともそうそうたる面子が揃いましたねえ」 |
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●エレインドゥース
(CV:佐々木あかり)
エレインドゥース・オル・タイトランテル。
シダラ・レイトスの契約している上級精霊で秘書的な役割もこなしている。
理知的な性格で、いつも冷静沈着な判断を下すため、
時として冷酷に見えることもある。コーティカルテにも匹敵するパワーの持ち主だが、ある理由から本来の力を発揮できないでいる。
「……やはりそれが目的ですか?」 |
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●ミゼルドリット
(CV:すずきけいこ)
薄紅色の髪と衣がよく似合う、可愛らしい精霊の少女。
トルバス神曲学院に常駐している下級精霊。
「うへへへへ。ヴィンテージものの単身楽団が手に入れば、売り飛ばしてモモまんを食い放題ではないか!」 |
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●ファーレン
(CV:一ノ瀬雅彦)
トワミ・ファーレン。
〈四楽聖〉の一人。
レイトスやコーティカルテとは旧知の間柄。
炯々と光る眼が印象的な、隻眼の老人。
「またくだらん事を始めおったな……」 |
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●フォルテラント
(CV:浜田夏樹)
フォルテラント・スル・バーフォルメン。
〈四楽聖〉の一人クダラ・エリミアの契約精霊。
半人半獣――俗にリカントラと呼ばれる形態の中級精霊。
「はい。エリミア様のおっしゃる通りです」 |
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●ウコン
(CV:すずきまこと)
ウコン・タリヴァーナ
サーギュラント同様、<嘆きの異邦人>の一員だった。
娼婦然とした雰囲気で、花魁言葉を話し、芝居がかった仕草を好む。
享楽的な性格。
「なんでもコンテストの景品は――〈嘆きの異邦人〉創始者、クチバ・カオル様の使っていた単身楽団だとか」 |
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●カオル
(CV:立石めぐみ)
クチバ・カオル。
コーティカルテの元契約楽士。
若くして四楽聖と対等になるまで上り詰めた天才中の天才。
そのカリスマ性は凄まじく『嘆きの異邦人』という大規模テロ集団を作るにまで至った。
嘆きの異邦人の首領をしていた当時、《茨姫》という現在では博物館入りクラスのヴィンテージ物の単身楽団を愛用していた。
「こんな面倒を背負い込むのは……私一人で十分だ」 |
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●ユズリハ
(CV:浜田夏樹)
ユズリハルルカ・ナ・ダフニーフィラム。
トルバス神曲学院の常駐精霊。
しかし、常駐とは名ばかりで殆どの場合、学園の用事で外に出ている。
その為、学院内で彼女を見かける者は少なく、いつしか学園内で彼女を見た者には幸運が舞い降りるという根拠のない噂が立ち、本人は知らないが『幸せの精霊』とも呼ばれている。
性格は優しく真面目。今回はユフィンリーに精霊美人コンテスト出場を強要されたり、変な水着を着させられたりする。
「――どうしたんですかユフィンリー、いつも冷静な貴女らしくないです」 |
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●サリエル
(CV:宮健一)
ダン・サリエル。
若き天才ヴァイオリスト。
本職はヴァイオリニストだが神曲楽士の資格も持っており、モモというメイド服を着た精霊を付き従えている。
単身楽団(ワンマンオーケストラ)のコレクターで、最新型の単身楽団ばかり集めている。
それ故、レトロな単身楽団を集めているユフィンリーとは好みの相違もあり犬猿の仲である。
精霊美人コンテストの優勝商品がヴィンテージ物の単身楽団であることを知り、ユフィンリーが悔しがるのを見たいが為に今回、モモを使っての出場を決意する。
性格はプライドが高く、傲慢。子どもっぽいところがあり、憎めない。
「勝てない戦いはしない主義なんだよ」 |
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●モモ
(CV:すずきまこと)
モモ・パルミラ・ファルスタッフ。
ダン・サリエルの契約精霊。
主にサリエルのマネージャーとして働いている。
主人であるサリエルのことが好きであるが、サリエルにはぞんざいに扱われている。
性格はおっちょこちょいで、間の抜けたような発言をすることが度々ある。
基本的にサリエルの命令に従うが、自分の不本意なことには『嫌だ』と一応口だけ抵抗することができる。
(結局、甲斐甲斐しく命令に従う)ボクっ娘である。
「サリエルさま! ボク頑張ります」 |
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●エリミア
(CV:???)
クダラ・エリミア。
四楽聖の一人で男型の中級精霊・フォルテラントを連れている初老の女性。
傲慢、不遜な態度ではあるが、さり気なく相手を気遣うことのできる人物。
「男性精霊の部門が在れば、うちの子達で上位独占を狙えちゃうぜ」 |
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●ヤーディオ
(CV:一ノ瀬雅彦)
ヤーディオ・ウォダ・ムナグール。
ユフィンリーの契約精霊の一体。
ユフィンリー曰く度を越えた格闘馬鹿。
しかし契約精霊といってもあっちこっちへブラブラしている為、あまりユフィンリーと一緒にはいない。
彼には男性器が存在しなく、その理由は『弱点にしかならねえからいらん』とのこと。
今回、そのこともあって珍しい単身楽団欲しさに暴走したユフィンリーに女装をせがまれてしまう。
「……契約相手、間違えたかもな」 |
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