小さな古い芝居小屋に通う、売れない小説家。
姫君を演じる幼い役者に心を奪われていたのだ。
ある日彼は公園で、役者と同じ名前の「さとる」という名札を付けた○○に出会って……「逢魔ヶ時の少年売春」(榎本ナリコ)。
人を好きになっても、その感情はずっとは続かない。
そう考えて恋を怖れる男子大学生と、明るくて少し強引な女子大生の恋。
明日また逢える。
そう思って迎えた「明日」に彼女が……「HAPPINESS」(藤堂はくる)。
他、男性同士のH、幽霊とのHなど、「エロの垣根」を越えた数々の名作を集めました。