「―――君の夢ばかり見ている。ここでなら、応えてくれるんじゃないかって」 チカは同じクラスメイトの美月のことが好きだ。 友達としてではなく恋人として……。 美月の前では嫌われるのが怖くて、張り詰めてしまう。 「好きなの……美月ちゃん」全部伝えたい、この想いを込めて、全部吐き出して、私だけのものに……。