「女の喜びを知らない娘でもあるまいし」 私、美穂子はリンチにあっているところを夜の蝶・鈴音さんに助けてもらい――。彼女に見込まれて、一流のホステスを目指すように……。 彼女を姉のように慕うようになり、ついには銀座に登りつめ“金の蝶・銀の蝶”と呼ばれるまでになった、そんなある日……。鈴音さんの初恋の男性が店に現れ――!?