一週間ぶりに登校して来る筈の壱也が来なかった。他の友人に「お前の姉ちゃん難儀だな」と言われる。週刊誌には『現役高校生作家の女子大学生カノジョ』の見出し。 美羽に電話しても繋がらない。電源が切られている。放課後、帰り道で壱也が俺を待っていた。 ※この作品は【危険恋愛M】vol.96でもお読みになれます。