俺と梶さんは神戸の街で二人だけの日常を忘れたひと時を過ごした。それは本当に二人だけの秘密の時間だった。 だけど…幸せな時は長くは続かない。恭介が、俺たちの動きを怪しみ始めた。頼むから今は…今だけは邪魔をしないでくれ。