現代世界の裏側に存在する、稀少な特殊能力の総称『魔法』
それは以下の二種に大別される。
無制限に奇跡を具現化する『魔術』と、
術式によって非現実的な事象を引き起こす『呪術』
絶大な効力を発揮するが、
先天的な素質が必要である『魔術』に対し、
効力の面で見劣りするものの、
『呪術』は複雑な術式さえ修得すれば誰にでも扱うことができた。
そのため、知識を得た者たちによる『呪術』の悪用が後を絶たず、
『魔術』を扱う者たちは、組織立って『呪術』の根絶を目指していた。
初秋のある日、
二人の駆け出し少女魔術師とその指導役の少女が、ある学園に転入してきた。
彼女たちの目的は、学園内に潜む呪術士を無力化すること。
そして、その標的の呪術士とは、学園所属の一学生である主人公。
仮に彼女たちを倒して学園から逃亡しても、
魔術組織の執拗な追跡からは逃れられない状況ゆえ、
彼が取れる手段は一つしかなかった。
「少女たちを従順な性○○となるまで○し尽くし、
『標的無力化完了』という偽りの報告をさせるしかない」
こうして、主人公は強大な力を持つ少女魔術師相手に謀略を張り巡らし、
徹底的にはずかしめる作戦を実行に移すのだった。
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