『オト☆プリ〜』個別ヒロインバージョン第三弾は、百合(=レズ)であることを公言して憚らない「宝石の王子」の中にあって、もっとも王子様らしいお嬢様・久保田千寿。
学内を歩き回り、お気に入りの女の子を探すのが日課。他の宝石の王子たちにもセクハラまがいのスキンシップをしてきたり、求めたりと迷惑に思われている。
明るく、ポジティブで、至極強引。そんなガチ百合な彼女と、見た目は女の子だが、れっきとした男の子の主人公がどんな恋愛を繰り広げるのか!?
【ストーリー】
日本最大の大財閥、雄々山家は、その総帥・獺祭の死後、
代理となった妻、真澄の金銭感覚がゼロだったため、
国家予算に匹敵していた財政はひっ迫し、借金に塗れていた。
そこで、この逆境を乗り越えるべく、真澄は一計を案じる。
それは獺祭の隠し子である大山瑠偉(主人公)を、
グループ傘下にある四名家の何れかの令嬢と結婚させて、
莫大な借金を帳消しにして貰おうというものだった。
早速、そのテコ入れとして、瑠偉を四名家の令嬢たちが通う学園に編入させる。
しかし、瑠偉が編入することになった学園は女子校だった。
それを瑠偉から追及されると真澄は
「うん、だからね、瑠偉ちゃんも女の子として入ればいいと思うの」
とさらっと言ってのけた。
瑠偉の容姿は360度美少女にしか見えず、
声も可愛ければ、すね毛すらも生えない“男の娘”だったのだ!?
かくして、瑠偉の“乙女王子様”としての受難の日々が始まった。