父親の転勤に先立って、たった一人で生まれ故郷の学園都市、天龍市へと帰ってきた琴瀬慎司(主人公)は、昔住んでいた町ではあるものの、新しい学園生活に期待を膨らませていた。 数年ぶりの故郷の町並みを懐かしい思いで歩きながら、海を見渡せる高台へと足を運んだ慎司は、そこで透き通った声で歌う一人の少女と出会った。