主人公・上条貴士(かみじょう たかし)は医大受験を控えた受験生。実家の産婦人科の跡取り。
追い込み本番の大晦日。家族はお隣の幼なじみ家と恒例の大晦日パーティをやっているけど主人公は勉強していた。
深夜、家族は初詣に出かけた際、幼なじみの牧原穂菜実(まきはら ほなみ)が夜食を作って持ってくる。
あまりにも根を詰めた様子の主人公を心配し、なんとか主人公の気を引こうとツンツンしながら服を脱ぎ始める穂菜実。
「私の初めてをあげるから……応援してるから」と、そんな穂菜実の気持ちが嬉しくなってしまった主人公は、幼なじみ同士で好意も持っていたしってことでエッチしちゃう。(もちろん膣内射精。)
そんな穂菜実の応援も受け、主人公は見事合格!
真っ先に穂菜実とそのお姉さんである北森夏海(きたもり なつみ)に報告に行くと、我が事のようにお祝いしてくる2人。その時穂菜実も衝撃的な告白をしてくる。
「その……生理がこないの」
看護師の夏海は、さっそく妊娠検査薬を持ってくる。結果は陽性。
まだ学生同士なのに……とびっくりする主人公だったが、穂菜実は主人公をじぃっと見て「産みたい」と言う。
「しょうがないわね。あたしも説得するから」と三人でお互いの両親の元に報告に行くと、「これはダブルでおめでただな!」と大歓迎モード。
「みんなで育てていけばいいから心配しないで産んで」とか言われてホッとする2人。
主人公の合格祝いと、穂菜実の妊娠祝いを兼ねて両家でパーティを開催。
二人がくっついたことで、必然的に話題は夏海のことになってしまうが、酒の席ってこともあって、両家の親は「浮気モノの旦那と別れて貴士と結婚しちゃえば問題は全部片付くからそうしちゃえ!」などと無責任に煽る煽る。
夏海も「本当にそうしちゃおうかしらー。よろしくねアナタ」とベッタリ甘えてくる始末。
穂菜実は「おねーちゃんっ!」と牽制しつつも、姉も主人公のことが好きなことを知っているため「絶対ダメ。」とはいえない。
「もうっ、お腹の赤ちゃんはあなたの子なんだから認知しなさいっ!」
「うふふっ、アタシにも赤ちゃんが出来たら同じように認知してね?」
やんややんやと喝采の両家の親。
呆気に取られる主人公。
さてさて、これからどうなることやら。