むりやり！？オトメDAY

●里見 真実

女性的外見がコンプレックスな主人公。
男っぽくなるために密かに筋トレをしているが、体質の問題かほとんど成果が無い。
女装に対して興味が無いので、当然男性からのアプローチには猛反発。
男が寄ってくるせいで女の子とあまり接しなかったせいか、異性のお願い事にはめっぽう弱い。
根が素直で困っている人を見ると放っておけない優しさもある。
男っぽい態度を取ろうと多少強気になることもあるが、攻められたり褒められたりすると、萎縮したりすぐにくじける弱い部分がある。
津雲清流に、町興しのために巫女(アイドル)として働けと脅され、強制的にやる事に。
その時に訪れた参拝客の反応が良かったことをキッカケに、本格的に巫女(アイドル)の手伝いをさせられるようになってしまった。
町興しプロジェクトでアイドルとして奮闘する日々が始まる。

「……こ、こんなこと、本当にしないといけないの」

●津雲 清流
（CV:鈴音華月）

真実と幼い頃から姉妹(？)のように育てられた、一コ年上のお姉さん。
神社の巫女として働いており、真実に女装を強要した張本人。
真実のことと神社のこと以外は割とどうでもいい。
そのため人との関わりには消極的でいつも素っ気無い態度で他人と接する。
神社の巫女の修行の一環として神事・舞踊・武道を一通り修めている。
とりわけ剣道の腕前が高く、大人顔負けの実力を有している。
真実のあらゆる弱みを握っている清流は、それをネタに町興しのアイドルの仕事を強要。
元々好意を抱いていた清流は女装した真実に夢中になってしまう。
町興しプロジェクトでは監督・プロデューサーに就任。
真実を弄れる企画をイロイロと画策する。

「ちょっと、手伝って欲しいことがあるのだけど」

●オリヴィア・ウィル・ゴールドスミス
（CV:宮沢ゆあな）

日本に留学してきたイギリス人。
自己流や直感に頼る、猪突猛進タイプ。
日本語は日常会話なら違和感無く出来るほどには達者。
明るく人懐っこい性格と、ボン、キュッ、ボンの日本人とは一線を画すスタイルで、男女問わずすぐ仲良くなれる。
祖父や親が素晴らしいと言っていた日本文化(アキバ系文化含む)を学ぶため、単身日本に留学してくる。
留学先の学園の近くにある神社に立ち寄り、真実に出会った。
かわいいものには目の無いオリヴィアは、女に扮した真実に一目惚れ。
攻められる事には滅法弱く、甘い言葉や行動をされてしまうと赤面してしまう。
町興しプロジェクトで振り付け・演技指導などを担当。
イギリス仕込みの歌唱力とキレのある振り付けで真実をアイドルとして叩き上げる。

「ワタシ、またやらかしちゃったみたいだよ？っ テヘッ」

●桐原 夏夜
（CV:上田朱音）

真実のクラスメイトで、津雲清流の後輩であり親友。
そして一番の理解者。
おっとりふんわりとしていて、周囲を和やかにする笑顔が絶えない大和撫子。
誰にでも分け隔てなく優しいけれど、ちょっと人とズレた感性の持ち主。
聞いたことを鵜呑みにするためよくからかわれる。
桐原流剣術を幼い頃から叩き込まれており、今では師範代に並ぶほどの実力。
しかし普段はわりとドジなところがあり、何も無いところで転んだり、荷物を持って歩くと荷物をぶちまけたりと危なっかしい一面も。
町興しプロジェクトでディレクターを担当。
地主の娘としての顔の広さで取材先や撮影許可などを取ってくる。

「私も微力ながら、協力させてもらおうかしら」

●龍月 遥
（CV:藤森ゆき奈）

真実たちの通う学園の「インターナショナル科」の学生で、留学してきたオリヴィアのホームステイ先の少女。
頭が良い半面、とても子供っぽくワガママで暴力的。
実際の腕っ節はそんなに強くないが、鋭いキックと的確な毒吐きツッコミで心身ともにズタボロにされてしまう。
幼児体型、背が低いこと、胸がないことがコンプレックスで「小さい」という単語にすごく敏感に反応する。
自分のことを理解してくれるオリヴィアと過ごしている時が一番だと思っている。
町興しプロジェクトで冷やかし担当。
早く終わってオリヴィアと二人になりたい一心で嫌味やらを言うが、その一言が思いがけないアドバイスとなってしまうことが多々ある。

「オリヴィアに何かしたら、タダじゃおかないわよ！」