「アナタ…ごめんなさい…」 家から出られないはずの姉を思わず追いかけた先で、リョウは信じられない光景を目にすることになる。 それは、ずっと昔に家を出て、行方不明となっていた母親の姿だった。 よみがえる、母親との思い出…それは甘くて苦い、禁断の記憶だった…。