「私、欲しいものって全部手に入ると思ってた…」 家から飛び出したあやを探しに来た裕樹は、海岸でぽつんと座りこむあやを見つける。 帰ろうと諭しても、「もう一緒にいられなくなるかもしれない」と泣いて拒むあや。裕樹も同じ気持ちだった。 二人は最後に旅館で一晩だけ過ごすことにして…