ハルオの眼はヤバイ。いつもギラギラとして獣のようで。付き合っている彼女も辟易しているが、そんな彼を頬染めて見つめる少女がいることを、誰も知らない。「私がかわりにできませんか。何をされたって、私、平気ですから」…。 表題作「いつもギラギラする日」他、絶妙な構成と爽やかな語り口でファンを魅了し続ける、陽気婢の初期傑作短編集。