主人公は高校時代の先輩「白久万ひたち」に
家庭教師のバイト先を紹介してもらえると言われ、
現代日本にあるまじき大きさの醍琴山邸に呼び出される。
ひたち本人は醍琴山財閥の前当主が亡くなって半年、
管財人として屋敷に招かれていた。
そこで御曹司にして現当主「るるる」の夏休みの間の家庭教師を雇うことに
したのだそうだ。
明らかに敵意を剥き出しにしている執事のきりか、
恐ろしくこしゃまくれた少女ささら、
何が起きてもオドオドしかしてないメイドのせいか、
お屋敷の他の住人をくぐりぬけ、
たどり着いた「るるる」は恐ろしく可愛く人懐こい男のコだった。
早速勉強を見るが、勉強自体はパーフェクトで何も言う事がない。
しかし傍に寄れば寄るほど感じるこの超絶違和感!ドキドキ感!!
それもそのハズ、るるるは恐ろしく可愛く人懐こい女のコだったのだ。
男のコとして育てられた上、性知識が皆無なるるる。
その性知識の無さは人類には男と女が居るということすらわかってないほど。
主人公が教るべき事は、「男女の違い」と「性教育」
しかし、どうしたものかと四苦八苦。
るるるの常識外れた行動や、きりか達の妨害にあいながら、
るるるに「男女」を教えてゆくのだが……