『あと一年の我慢だ!中学を卒業したら……俺はこの家を出ていくぞ!』
地曳雄太の父は5年前にオホーツク海へ漁に出てそのまま亡くなってしまった。その事が原因で母と祖父が男と女の関係に……。
だがそれは生きる気力を失っていた母を立ち直らせるための苦肉の策であったが、まだ中学生であった雄太には二人が汚らわしいモノに見えてしまった。
そんな鬱屈した気持ちはいつしか冬の北海に閉ざされた町の閉塞感と相まって雄太の心を少しずつ蝕む。
そんなある日、クラスメイトの波子が不良達にレ○○されそうになっていた所を助ける雄太。だが波子は雄太の前で服を脱ぎだし……。
十代の少年の愛憎渦巻く青春人間模様を描いたヒューマンドラマ漫画!