人類が宇宙に進出し各惑星に住んでいる。そんな時代の太陽系外縁部にて宇宙海賊と宇宙軍が激突をしていた。
宇宙海賊は悪名高いホーキンス海賊団。
宇宙軍と宇宙海賊の艦は10隻同士の戦いであったが
宇宙軍艦隊を指揮するのは数々の武勲を立て戦略戦術ともに
優秀な女性士官であるエミナ大佐であった。
海賊たちの戦いは宇宙軍の完勝となり海賊の親玉であるホーキンスが乗る旗艦を捕捉するも、敵の増援部隊の40隻も現れてしまう。
長距離からのビーム砲撃によりホーキンスを捕えることができなくなり、逆にエミナ達が窮地に陥る。
撤退を指示するエミナ。
敵の行動も速く彼らを包囲しようとするがエミナ自身が乗る新造戦艦シヴァを盾にし味方艦隊を逃がしていき無事に仲間の艦艇を逃がすことに成功する。
エミナ達は新造戦艦の出力を最大にし最速のスピードで戦線を離脱するが、エミナが選んだ逃げ場は魔の宙域とされるフォレストベルトであった。
フォレストベルトは隕石が集まる暗礁区域でここに入ると何人も帰ってこられない。
幽霊船に出くわし彼らと同じ運命を辿るなど言われ、宇宙を我がもの顔で好き勝手にしている海賊でも近づくことはしない区域であった。
エミナは無事にフォレストベルトに逃げ込み、海賊たちをやり過ごすとこの宙域から逃げようとするが、新造船艦の機関部が故障し航行不能になる。
戦艦を修理するには部材がなく無理だと報告を受ける。
だが、その時レーダーに反応があり海賊かと思い構えると80年前に地球から出発した工作探査艦クロノスであった。
エミナはクロノスに通信も送るが返答がない。
ならばとクロノスに接舷し、中を探査し部品の調達をしようとシヴァのクルーに説明し彼らはクロノスの中を探索するのであったが、
一人また一人と通信できなくなり仲間を失っていく。
待ち受けていたのは今までに見たこともない生物たち。
大量に闇に潜む生物たちから受ける屈辱、恥辱そして肉体、精神的に与えられる凌辱艦獄であった。