三上恭介は二年の目立たない男子学生。今年こそは彼女を作りたいと思っているのだが、クラスに片思いの女子がいるのに、別の彼女を作る努力をする気になれないでいるような少年だった。
そんな彼の元に、片思いの女子・羽柴なつみから、誘いの手紙が届く。手紙の文句に誘われた恭介は、指定された夜の8時に学校の教室へ行き、そこで魔術研の魔法儀式の生餐にされてしまった。
クラスで男女問わず人気のある羽柴なつみが、オカルトクラブの一員だと知って驚く恭介は、彼女たちのされるがままに、魔力アップ儀式に巻き込まれてしまう。しかし、初心者の彼女たちはズサンな儀式を行い、魔力のアップは失敗。それどころか恭介の精力を四散させてしまった。
翌朝、いつもの朝勃ちが来ないことに不安を覚えていた恭介は、千歳先生から儀式が失敗したあらましを聞かされ、パニックに陥る。
クラスメートの男子を性的不能にしてしまった……。羽柴なつみら魔術研の少女たちは、恭介の精力を回復するための「リハビリ」を、責任を持ってすることを約束した。
そのかわり身体が完全に回復したら、千歳先生に協力をして欲しいとも。リハビリと言うのは、もちろんソッチ方面の刺激をペ○スに与えることであり、ここから恭介と少女たちの混乱した夏休みが始まるのであった……。