指先案内人〜汁だく接待おかわり三杯目〜

女性専用の有名アロマエステ店を経営しているエステシャン。
エステをして女性を綺麗にするという行為にプライドを持っている。
美意識が強く、醜かったり、汚いモノ、男性が大嫌い。
男性嫌いで、かなり気の強い女。
同姓からは、「カッコいい」と思われるプロポーション、生き方をしている。

学生時代は地味でオシャレなどもしておらず、その当時に好きだった男性に外見を理由にひどいフラれ方をしてしまう。
そのことがコンプレックスとなり、外見に気を使うようになると、途端にチヤホヤされるようになり、余計に男性というものに嫌悪感を抱くようになってしまった過去を持つ。

花嫁修業に勤しむ獲物。
結婚を間近に控えた獲物が、身体を磨きにエステに通っている。
ブライダルエステに通うことで、綺麗な身体を維持している。
周囲に花が咲くような健気で可愛らしい笑顔で、結婚に胸をときめかせている。
最初の頃は、音露も印象を良くする為、愛想良く話を聞いている。

「キスで見送り、旦那を思って家事をし、美味しい食事を作り、笑顔で出迎える」
そんな典型的な専業主婦として夫に尽くす花嫁を夢見ている。

現在は商社に勤めるOLだが、まもなく寿退社の予定。
元々婚約相手一筋で、周囲にその幸せぶりをアピールしていたが、 婚約が決まった最近は特に浮かれ気味で、周囲に自分たちのことを語っている。
子供っぽく、少々短絡的な思考、周りの空気を読めない“大人になりきれない女性”であり、 振られたばかりの女性や、独身の年配女性の前でもノロケ話をしてしまい、 空気を悪くしてしまうことがあるが、本人は気づいておらず、また悪気もない。
単純でまっすぐなため、憎みきれないタイプ。

昔から恋多き乙女だったらしく、古くからの親友いわく、「しょうもない子だったけど、ようやく落ち着いてくれて安心した」ということ。

美人弁護士は、エステの常連客で、毎週のように通っている。
能力が高ければ、性別は関係なく、その能力にあった仕事を任され、評価されるべき、 男性優位な社会の仕組み対し異論を唱え、 男性社会の犠牲になっている女性を弁護することに必死に取り組んでいる。
セクハラや、企業の不当雇用不当解雇、離婚問題などの裁判を多く抱えている敏腕弁護士。
「女の癖に……」と言う男が、大嫌い。
決して、男嫌いというわけではなく、男というだけで、女を下に見ている能力のない男が嫌いなだけ。
能力の無い男に屈することを嫌う。気丈な振る舞い。弱いところは見せない。

外見を磨いているのは、男性に媚びるためでも気に入られたいからでもなく、バカにされたくないから。
仕事が出来るから外見はどうでもいい、という妥協した生き方がイヤだから。
完璧主義で、理想もプライドも高い女性。

女性の味方として有名であるが、一方で男性をきつく罵ることも多々あるため、一部男性や、裁判で負けた相手などからは疎ましく思われているらしいが、本人は「自分は間違っていない」と、気にしていない様子。

悪井の元恋人の娘。
母の経営する銭湯を手伝って生計を立てている。
生まれ持っての“いじめられっこ”体質で、銭湯客から痴漢行為を受けたりすることがあるが、 甘んじて受け入れてしまう。いじめられることに慣れてしまった少女。
そのことが精神的に大きな影響を与えており、 夜な夜な繁華街をさまよっては、親しくもない不特定多数の男を呼び出し、 一夜限りの肉体関係を結んでお金をもらうという“セックス依存症”になっている。
このときだけが男が優しく、自分を激しく求めて必要としてくれるので、それを愛と錯覚し、安心してしまう。

19歳の時、当時付き合っていた21歳の大学生との間に子供が出来るも、 彼氏に裏切られ、一人で育てることを決意し、シングルマザーとして比奈を育てた。
35歳の時、大学生だった悪井（21）とちょっとしたことから出会い、一目惚れされ、 猛アタックされたことで付き合うことに。
しかし、歳の離れた悪井に対し、いつか若い女性に目を向け捨てられるのではないのかという不安な気持ちを募らせ、深く傷つく前に、楠木町を離れ、悪井の前から姿を消す。
3年後、銭湯を経営していた母親が亡くなり、一人娘を連れて、楠木町にある実家に戻り、銭湯の経理を一手に引き受ける。

いまでは銭湯の経営は非常に厳しく毎月赤字続き。

その為、AVにも出演してお金を稼いでいる。

人付き合いが極端に苦手で、小心者で自分に自信がない。
小心者の癖に風俗が好きで、借金を負うくらい遊びまくり、その結果ホームレスにまで身を落としてしまう。
ホームレスから脱しようと働いているが、とてつもなく意志が極端に弱く、小金が貯まるとお金を風俗に使ってしまう。そのためいつまでたってもホームレスから抜け出せないダメ人間。
最近は日雇いの仕事もとれなくなってきて、鉄くず集めを始めていて、身なりを気にしなくなりつつある。かなり匂いが強くなっている。
音露の撮影には、最近風俗に行けなかったので、性欲を解消するために参加する。