陣内 浩之(じんない ひろゆき)は、女のコに間違われるほど可愛い顔をしてるのがコンプレックスな、少し気弱な男の子。
男らしくなりたいと思いつつも、周囲にいるのは隣に住み幼馴染の千草姉妹や、姉で教師でもある恵美と女のコばかりの日常に、小さくため息をつく日々。
そんな、ある日のこと。
満員電車の中で一緒に登校中の幼馴染、千草 那美(ちぐさ なみ)が痴○に遭遇している事に気づく。
羞恥に顔を赤くし、痴○行為に息を荒げる那美の姿に、なけなしの勇気を振り絞る浩之。
とはいえ気弱な彼には、痴○を突き出すことも、声を上げることも出来ず、出来た事と言えば、何とか那美と痴○の間にカバンを割りこませることぐらい……。
それでも舌打ちを残して去っていく痴○に安堵の息を漏らす。
ところが、胸の中に抱く形になった那美の様子を見ると、どうもおかしい。
「……ねぇ、変な感じが治まらないの」
ウブな那美の求めのまま、痴○に代わり、那美を絶頂に導く浩之。
この日から、今までの日常が一変、求められるまま那美に痴○行為を重ねていく。
しかもその現場を見られ、クラスメイト、那美の妹、果ては浩之の姉まで加わって……。
これが、日替わりでヒロイン達に痴○をする異常な日々の始まりだった。