オゲレツ大百科外伝 〜マシーナの輝石〜

■ユニア・スタンフィールド
（CV：深井 晴花）

孤児院を兼ねた古い教会を、一人で切り盛りしているシスター兼保母。
代々教会を継いできた家系で、ユニアも祖父から教会を継いだ。本人は極めて一生懸命なのだが、気張りすぎて逆に失敗する事が多い。先代の神父は周囲の人達からの人望が厚かったため、それと比較されてしまう事に重圧を感じている。
主人公とは幼馴染で、自分の素を見せられる数少ない相手として、ある程度意識している。空き時間を見つけてはいそいそと主人公の元を訪れるのは、その気持ちの現れ。

■イリス
（CV：咲 ゆたか）

主人公の家に居候している自律動人形の少女。
2年前、主人公が現自宅の地下倉庫でイリスが半ば朽ちていたのを修理して以来の付き合い。本人曰く『本当のマスター』がいるらしいので、主人公は仮のマスターらしく、『フィル』と愛称で呼ぶ。
古代から伝わる、『秘石』と呼ばれるオーバーテクノロジーの産物で動いているため、通常の自律動人形に比べるとはるかに人間に近い外見を持つ。性格は冷静で合理的だが、冷たい態度は演技のようなフシがある。時折、隠された素顔を見ることが出来るかもしれない。
非常に長い間半壊状態でいたためか、過去の記憶が妙に曖昧。記憶がないので、新しい時代の物事や事物に対して新鮮な眼差しを向ける。
身体付きはかなり細く、一見すると幼い少女のようにも見える。人間と大きく違う部分は、頭部二対の蒸気放出口。機構的には蒸気だけではなく、体内で発生したエネルギーがオーバーロードする際の放出口として機能する。

■Nut's幹部　三人衆
（CV：後野 祭、馬並 硬太、深井 晴花）

Nut'sの中でも特に能力に秀でた幹部たち。
それぞれが通常の戦闘員を遥かに上回る能力を秘めている……らしい。最も、この格好で外を出歩ける辺り、愉快な思考形態であると予想される。
白スーツは戦略・知略を武器とし、左の大きいのが異常に強化された筋力を武器とする。右の細いのは機動力を生かした奇襲戦法を得意とする。地上げ屋に必要な能力かは大いに謎。

■サリィ
（CV：風音）

イリスに度々敗れたナッツが、彼女に対抗するべく生み出した汎戦闘用自律動人形。
散々敗れた相手であるイリスを意識してか、外見はほとんどそっくり。毎日ストーキングしてデータを集めたらしい。
なお、イリスと同じく『秘石』搭載の自律動人形で、秘石を囲むように3基の魔石ジェネレーターが補助動力として配置されている。そのため出力は非常に高く、単純出力ではイリスを上回るほど。 また、補助ジェネレーターを収めるスペースの都合上、メカ子よりもほんの少し胸が大きい。
外見はイリスとほとんど変わらないが、髪が白髪で肌が褐色、服装も少し違う。性格は、イリスに比べると単純で、お人よしで情にもろい熱血漢。普段はクールで悪ぶるように努めているが、果たせているかは謎。
イリスに対してはライバル心を剥き出しにして突っかかっていくが、イリスはあまり相手にしていないようだ。

■セレスティ
（CV：咲 ゆたか）

愛称はセラ。
ユニアの孤児院に暮らす子供の一人だが、生まれつき体が非常に弱く、ほとんど表には出られない。
強くて一人で生きていけるイリスに憧れを抱いている。
性格は大人しく、我慢してばかりいるが、これは普段から身体のことで周囲に迷惑をかけている負い目から。寂しげな微笑をいつも浮かべている。
イリスと友人同士と呼べる関係になるが……？

■ジョン＝Ｊ＝マッコイ
（CV：後野 祭）

奇矯な行動で界隈にその名を馳せている有名な貴族。
主人公の友人でもあり、よく店の方にも顔を見せる。色々と噂の多い人物だが、各方面に顔が広く、様々な人脈を自在に扱い豊富な財力を持つ。
教会の地上げを阻止するために資金が必要だという主人公に、失われた古代都市『ヤーパン』にて発見された書物の解読を依頼する。書かれた淫具を発明し、それを買い取るカタチで、スポンサーとして、主人公を全面的にバックアップしてくれる。