季節は夏、7月下旬。
僕の名前は、末下 右京(まつした うきょう)。
学園に通う一年生なんだけど、
もうすぐ夏休みが始まるとあって気分はウキウキ。
そして夏休み前日。
田舎の橙華(とうか)おばあちゃんから、
久しぶりに電話が掛かってきた。
その電話の内容とは――
僕のお祖母ちゃんは、
田舎の乳泉(ちちいずみ)神社で巫女さんをしている。
なんでも「二十数年ぶりの奇祭を催す」とのことで、
僕とママに田舎まで手伝いに来て欲しいとのことだった。
お祖母ちゃんの神社には温泉もあるから、
僕とママはちょっとした旅行気分で、
お祖母ちゃんの元へ帰郷することになった。
そこで、僕とママを暖かく迎えてくれる、
親戚の乳泉さん達。
しかし、僕達を前にした、
お祖母ちゃんの口から出た言葉は――!?
「私(わたくし)が勤めている
乳巫女(ちちみこ)の座――
それを貴方達の内の一人に譲ろうと思います。
これから、右京にも手伝ってもらいます」
なんと!?
僕とママは、次代の乳巫女を選ぶために、
お祖母ちゃんの元に呼ばれたのだった。
こうして、お祖母ちゃんの厳しい(!?)指導の下、
乳巫女を選ぶ、ひと夏のおっぱい修行が始まる。
僕とママ達は、一体どうなっちゃうの!?