僕に届いた差出人名の無い封筒。
中には、ラベル記載のないDVDが1枚。
不審に思いつつ、データを確認すると、怪しげな動画ファイルが1つ。
とにかく内容を確認するために、動画を再生する。
そこには、誰だか分からない人物に肉体奉仕をしている
姉“白河 織絵(しらかわ おりえ)”の姿が・・・
予想外の映像に驚愕する“啓太”。
彼氏との情事を撮ったものなのだろうか?
でも姉が誰かと付き合っているなんて聞いたことがない。
こっそり誰かと付き合っていたってことなのだろうか?
まあ、あの容姿だし恋人ぐらいても不思議じゃないし、
別に自分に知らせなきゃいけないこともない。
けど、だとしても何でこんな映像が自分宛てに届くんだ?
などと混乱した頭で色々考える“啓太”。
それに姉はなんだか凄く嫌そうな顔をしているが、
乱暴されているわけではないけれど……。
そんな“啓太”の疑問に答えるように、映像の中の男の声が、
「そんなこと気にしてないでさ、もっとちゃんと
扱いてくれないかな? この前の映像、バラ撒いちゃうよ?」
イヤ、脅されている!?
ビデオ内のやり取りを聞いて、姉が脅迫されてこんなことを
しているのだと知る“啓太”。
“この前の映像”とやらを公開されたくないため、嫌々したがっている姉。
この前の映像ってなんだ? 直ぐに思い浮かぶのは、
目の前の映像と同じようなこと――つまり姉が○されているもの。
それとも何か犯罪行為のような、他人に知られたくない弱みか何かだろうか?
しかし、そんなこと、姉に限ってありえない。
結局、映像内の会話だけでは確かなことは分からない…。
そうこうしているうちに、男が姉のパイズリで果て、
男の精液を顔面に受ける姉。
続いて複数の男に○されていく姉の映像が映し出されると
後背位にさせられ、アソコを○される姉。さらに口にも
ペ○スを入れられ、フェラチオさせられていた。
そしてそのまま中出しされつつ、姉もイカされてしまうのだった。
そして最後にお決まりの脅し文句
「――それじゃ、ちょっと休憩だな。分かると思うけどさ……
誰かにこのことを話してみろ。先生の大事なところがたくさん
映ったDVDを、そこらじゅうにバラ撒くからな」
そこで、ビデオの映像は終わっていた。