ぶるにゃんマンのおはなし
猫、ブルマを履いて強くなる!?
あるところに、大福という、食いしん坊でちょっと太めな白猫がおりました。
ある日、お腹が空いた大福は、いつものように隠しておいたツナ缶を食べようと、隠し場所のタンスの中を探りました。
ですが、どこを探してもツナ缶は見つかりません。
「な、なくなってるにゃ!!にゃんのつにゃ缶、にゃくにゃってるにゃ〜!?」
「これはきっと、にゃーら猫を敵視するねずみちゅーちゅー団の仕業にゃ!!根拠はないけど、きっとそうなのにゃ!!」
そこで大福は、おもむろにブルマをはきだしました。
「ソウ・チャーク!!」
なんと彼女は、ブルマをはくと「ぶるにゃんマン」というスーパーヒーロー(ヒロイン?)に変身できるのです!
「これでねずみたちのところに殴り込みに行くにゃ!にゃーのつにゃ缶、絶対に取り戻すのにゃ〜!!」
「ニャー(いってらっしゃーい!あ、俺、寝てますんで)」
「なにいってるにゃ!!おみゃーも行くのにゃ!!問答無用にゃ〜!」
「ニャー!!(えええええ)」
そこら辺にいた黒猫をとっつかまえて、大福はねずみたちの元へ殴り込みにでかけていきました。
こうして、猫とねずみたちの戦いは幕を開けたのです。
それゆけ!ぶるにゃんマン!!
盗まれた(と思われる)ツナ缶を取り戻すために!!