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●仰木 美奈
(CV:小倉結衣)
徹と同じく学園の寮で暮らす、一つ年下の少女。
愛称は『ミーナ』
自らを『徹の恋人』だと名乗るが、徹自身はそのことを覚えていない。
家事全般をそつなくこなし、変人ぞろいの寮内で唯一の良心。
若緑寮で一番のしっかりものだが、徹にだけは甘えた仕草を見せる。
記憶を失って不安に駆られる徹を精神的に支える。
「徹さんがわたしのこと『ミーナ』って呼んでくれるの好きなんです。他の名前じゃ、ダメなんです」 |
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●初鹿野 雫
(CV:桐谷華)
聖ユリウス学園の二年生。
自称『徹の恋人』を名乗る二人目の少女。
生粋のお嬢様でメンタルが弱く、人見知りも激しい。
しかし、徹に対してだけは心を開いている。
内閣総理大臣・月宮龍三郎の娘であり、それが理由で命を狙われることに。
「わたしはいつだってあなただけのものよ」 |
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●柳瀬舞やなせまい
(CV:夏野こおり)
学園の寮『若緑寮』の寮生の一人、徹のクラスメイト。
新しいこと、楽しいこと好きな、蓮っ葉でにぎやかすぎる少女。
学園では颯一とコンビを組んで徹をトラブルに巻きこむ。
普通の学園生のように振舞っているが、その正体はアメリカ中央情報局『CIA』のエージェント。
現在は日本の内調に協力しており、颯一と共に各国のエージェントが次々に殺害される事件の犯人を追っている。
「まー、あたしはデコピン一発で勘弁してあげる」 |
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●シャーロット・クリーヴランド
(CV:藤森ゆき奈)
英国海軍少将の娘で、徹にとっては義理の妹に当たる。
イギリスの特殊機関《CI−XX》のエージェント。
ある日を境に徹と連絡が途絶えたことに不安を覚え、はるばるイギリスからやってきたそうだが……。
「本当なんですか、兄さん?わたしのことも、何も覚えていないんですか……?」 |
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●風早颯一
(CV:本多啓吾)
学園の寮『若緑寮』の寮生の一人、徹にとっては一つ年上の先輩にあたる。
眉目秀麗、運動神経抜群と天から二物も三物も与えられているが、言動は飄々としていてつかみ所に欠ける。
その正体は≪内閣情報調査室≫のエージェント。
柳瀬舞と協力して、とある事件の捜査に当たっている。
「もうボクらの正体には気づいているんだろうね?」 |
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●坂崎 信之輔
(CV:堀川 忍)
徹たちが暮らす若緑寮の管理人。
ギャンブルが好きで少しいい加減なところもあるが、概ね人畜無害な好々爺。
普段は若い学園生をからかうのが生き甲斐だが、ごく稀に深い人生を伺わせるような言動をすることも。
「ふふ、人生なんぞ所詮は死ぬまでの暇つぶしじゃて」 |
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●沖田 聡
(CV:大久保 けんたろう)
聖ユリウス学園の学生たちによる非公式のソーシャルクラブ《ADAM》の取りまとめ役。
学園では徹の先輩にあたる。
《マザー》と呼ばれる人物を心酔し、彼女からの言葉を神の啓示かのように扱う様は、新興の宗教団体を連想させる。
彼自身にも得体の知れないカリスマが有り、記憶を失って不安定な徹を《ADAM》へと導こうとする。
「ナイショです。全部池森くんのご想像にお任せしますよ」 |
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●平野 未来
(CV:芹園 みや)
徹のクラスメイト。
ごく普通の学生だが《ADAM》に参加した後、行方不明になる。
《ADAM》では幼い頃に生き別れになった父親の情報を探していたようだが……。
「わたしだって緊張くらいしますよ!」 |
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●祁塔院 冬華
(CV:かわしま りの)
人見知りで友達の少ない雫の数少ない親友の一人。
世間知らずな雫の事を心配している。
雫と美奈に二股をかけた状態の徹には、辛辣に接してくることが多い。
徹の記憶喪失について彼女は知らないはずだが、時折何かを見透かしたような助言を残していく。
「雫のこと、もっともっと大事にしてあげて」 |
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●月宮 龍三郎
(CV:秋山 樹)
内閣総理大臣。
『強い日本』を作ることを理想にかかげ、自らも言葉通りのリーダーシップ・決断力を示している。
そのため多くの国民から支持を得ているが、諸外国からは警戒されている。
内閣情報調査室の権限を強化し、国内での諜報戦を自ら指揮している。
「……今更引き返すことなど、できんさ」 |
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●御園 京
(CV:一色 ヒカル)
内閣情報調査室の捜査官。
颯一の直属の上司で、内閣情報調査室の実質上のトップ。
月宮総理からの信頼も厚く、エージェントとしての能力も高い。
本人は破天荒で型破りなタイプながら、立場上独断専行しがちな部下のブレーキ役となることが多い。
人情に厚い女性で、颯一や舞からは「お京さん」と呼ばれ慕われている。
「なあに。車の凹みは保険できれいに元通りになります。骨の1本や2本だってきれいに治っちゃいますよ」 |
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●汐街 凪
(CV:杉原 茉莉)
徹がたまたま街中で暴漢たちから助けた少年。
聖ユリウス学園の学生ではないが、徹とは縁があるのか、なにかとよく遭遇する。
自分を助けてくれた徹に人懐っこく接してくるが、それが原因で事件に巻き込まれることも……。
「これでボクと徹さんはただの友達ではなく親友です!」 |
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●パトリック・クリーヴランド
(CV:久喜大)
英国海軍少将。
イギリスの特殊機関《CI−XX》にも顔の効く大物。
シャーロットの父であり、徹にとっては義父にあたる。
代々続く軍人の家系の出身で、他人にも自分にも厳しいタイプ。
母国に忠誠を誓う根っからの軍人であり、フリーメイソンに懐柔されたイギリスの現政権には思うところがある。
「返事をしたまえ。肯定か否定か」 |
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●マーク・ブレイザー
(CV:???)
アメリカにおける海外諜報の専門機関CIAを統括する長官。
内調に出向中である柳瀬舞の上司にあたる。
アメリカの国益のために、月宮が台頭するのを快く思っていない。
「理解しているのなら。キミはキミ自身の職務を全うしたまえ」 |
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●ナウファル
(CV:小次郎)
徹の命を狙う、アラブ系の顔立ちをした二十歳前後の男。
記憶を失う前の徹となんらかの関わりがあったらしく、徹のことを激しく敵対視している。
「……やっと見つけたぞ、池森徹……!」 |
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●ウェズリー・シルヴィス
(CV:一文字 雷)
世界的民間軍事企業である『スターヴィル社』の日本支社に勤務。
同社の警備部門の責任者。
ぱっと見は温厚そうだが、腹の底では何を考えているかわからない人物。
「おやおやおや、またあなたですか。今回は大所帯で来られたようですが」 |
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●システィーナ
(CV:御苑生 メイ)
ソ連の崩壊後、KBGの後継として設立されたロシア対外情報庁『SVR』の元諜報員。
イギリス国内においてスパイ容疑で逮捕され、ロンドンの刑務所に収監されていた。
坂崎信之輔とは旧知の仲。
「……歳を取ったわね――信之輔」 |
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●ゲンイチ・ヒラノ
(CV:一条和矢)
北アイルランドの領土問題を巡り、イギリスと敵対関係にある武装組織『IRA』の分派『アルスター騎士団』のリーダー。
目的のためには手段を選ばない過激なテロ組織であり、イギリス女王の訪日を狙って日本でも活動を開始する。
「……日本を巻き込むのは本意じゃないが、イギリスにダメージを与えるという点では悪くはなさそうだ。続きを聞こうか」 |
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●コープス
(CV:???)
徹の命を狙う謎の暗殺者。
その目的は不明だが、ガスマスクで素性を隠しながら、徹を執拗に付け狙ってくる。
コートの下に複数のナイフを隠し持ち、一対一の格闘戦を好む。
驚異的な身体能力を誇り、接近戦では他者を寄せ付けない。
「まずはようこそ。いい夜だね、池森徹」 |
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●21グラム
(CV:常祭床惇)
狙った獲物は必ず仕留めるという伝説の暗殺者。
人間が死ぬと21グラム軽くなることから、人間の魂の重さ=21グラム、と異名が
つき、裏社会や各国の捜査機関にもその名が浸透している。
月宮総理の娘である雫の命を狙って来日した。
内調が全力で捜査に当たっているが、その足取りは掴めていない。
「世の中には、知らなくていいことが多いものだ」 |
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●アレクセイス
(CV:樫野 樹)
《BABEL》の『七賢者』の一人。
生物学、特に細菌兵器の研究と開発の分野において著しい能力を見せる。
かつて日本全土を巻き込む大規模なバイオテロを企てたが、内調の働きによって未然に防がれた。
現在は地図にも記載されていない秘密刑務所に収監されている。
「世界は破滅への坂道を転がりだした。もはや誰にもそれを止めることは叶わないのです」 |
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●池森 玲一
(CV:石森 イッセイ)
徹の実兄であり、天才物理学者として学会にその名を知られた人物。
『この世の摂理のすべてを解き明かすことに成功した』とメッセージを残し、消息を絶った。
各国の組織が血眼になって捜索をしているが、いまだに消息は掴めていない。
世界に向けて何か重大なメッセージを発信しようとしていたらしいが……。
「そう結論を急ぐな。今は――聞きたい事があるのだろう?」 |
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●マザー
(CV:有栖川 みや美)
《BABEL》を統べる者。
《七賢者》を凶悪な犯罪者へと教育し、日本を混乱の渦に巻き込もうとした張本人。
その実態を知る者はいない。
「知らないものは答えようがない。そうでしょう?」 |
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