学校で目立たない彼の夜の顔は一時の夢を売るプロフェッショナルだった…。
タイトル通り、一人の売春夫の話です。男をお金で買う、そんな背徳性に興奮する人向きです。逆に情緒的なものやハートウォーミングなものを求めている人には向かないかもしれません。
ただ、これからの彼がどうなっていくのか、今のままで生きるのか何かをきっかけに変わるのか。そんなところに思いを馳せたりする余韻を感じたりして、なかなか深い読後感です。
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