暴露危険度10だけあって意外性にとても驚きましたが、それも含めて三島千歌というキャラクターが大好きで愛しくて仕方なくなるような作品でした。
この作品の醍醐味は、一度聞いたシナリオを再び聞くときにパズルがカチリとはまるような感覚を楽しめるところだと思います。
二週目は最初から最後まで胸がキュウキュウ締め付けられるような気持ちでした。
はまる人にはとことんはまるキャラクター・シナリオだと思います。
ただその分、苦手な人は受け付けないくらいダメかもしれないです。
えっちシーンは、自分はサディスティックに責められるのが好きなので、少しだけ物足りない気もしましたが、甘々尽くされるのが好き、という人にはぴったりだと思います。
Mっ気のある方は、同シリーズの戸田柚木也編を大いにお勧めします。
総合的な感想としては、4時間弱とボリュームたっぷりなのに700円台とコスパが素晴らしいだけでなく、丁寧に作られたシナリオと、愛さずにはいられない個性的なキャラクターでリスナーを楽しませてくれる、とても素敵な作品だと思います。
ただ、合う合わないが激しい作品でもありますので、当たり前ですが公式の記載をよくよく読んでから購入してくださいね!