「にーづま」、それは貞淑でヤマトナデシコで良妻賢母の象徴たる若妻。
近未来、少子化の進んだ世界で、とある名門女子学園の「香道部」を舞台に、香道の家元で顧問教師の主人公と、幼なじみで教え子かつ香道部員のヒロインたちとのイチャラブエロな性活がはじまる。
●ストーリー
「愛とは、求めること、与えること。病める時も、健やかな時も、疲れていて勃たない時でも求め、与えようとする気持が愛である」
(裏浅野流口伝より抜粋)
時は近未来。今よりも更に少子化の進んだ世界。
政府は若者に結婚を奨励し、若妻のことを「にーづま」と可愛らしく呼ぶことに決定。
「にーづまぷろじぇくと」としてメディアでも「にーづまはイケてる!」「にーづまはカッコイイ!」と一大キャンペーンが展開された。
そしてその効果は本来対象とされた若者だけでなく、年配の人々にも波及。なんともこの国らしく、『にーづまとは貞淑であるべきだ』『にーづまとはヤマトナデシコであるべきだ』『にーづまとは良妻賢母の象徴なのだ』などなど余計な枝葉も付けつつも、概ねが政府が目論んだとおりの結果を生んでいた。
そんな時代。とある名門女子学園のとある『香道部』。
かつては良妻賢母教育で知られたものの今は廃れかけていたその部は、「にーづまぷろじぇくと」のおかげでなんとか存続。
そして日本一の「にーづま」を競う「にーづまおりんぴっく」金メダリストを輩出したことから、復活の息吹を感じさせていた。
そんな機運の中学園は、香道の家元である主人公、拓真に師範を依頼。
それを快諾し学園にやって来た拓真が出会ったのは、かつて幼なじみとして楽しい思い出と甘酸っぱい思いでを共有した二人の女のコだった。