わがまま姫と鈍感メイド〜クズ勇者の革命劇〜

【プロローグ】

デアトリア大陸にあるスマリキ城。
そこにはわがままで有名な「わがまま姫」が住んでいた。
甘やかされて育ったのか、毎日やりたい放題だ。
王様の税金も日に日に高くなる一方で、国民は不満をあげていた。

ついには国に対するレジスタンス運動が起こり、大規模な抗争が勃発する。
反逆者となった国民達が城へ押し寄せる中、何とか城を脱出するメイドとわがまま姫。
そして若くしてレジスタンスのリーダーとなったカエルという青年が王を討ちとり、革命が起こる。

王を討たれ、城を失くし、身一つで投げ出された二人の運命は如何に。


【登場人物】

◆わがまま姫：
生まれてから現在に至るまで、周囲から徹底的に甘やかされ続けてきた一国のお姫様。
非常にわがままで、興味を持った物は手段を問わず何が何でも手に入れてきた。
しかし同時に興味を失うのも早いため、彼女に仕える部下達はいつも無駄な徒労を強いられている。
政治にも全く興味がなく、もちろん勉強もしていないため基本的に国民からの支持は無い。

◆鈍感メイド：
幼い頃から王城に仕えているメイドの一人で、姫が誕生してからは専属メイドとして見守り続けてきた。
由緒正しき名門メイド一家の生まれでもあり、一般家事から夜伽まで卒なくこなす。
普段からおっとりした雰囲気があるものの、内面はしっかりしている。
幼少期から姫の面倒を見ていたおかげで姫の性格を熟知しており、姫に対して注意を促せる数少ない人物。

◆カエル：
元々はスラム街の生まれで、幼い頃から常人とは異なる善悪の考え方を持ちながら育った。
力こそ全てと考える彼は、大人になるにつれてその頭角をメキメキと表していく事になる。
高いカリスマ性も持ちあわせていた彼は、腕っ節も達者だった事もあり若くしてレジスタンスのリーダーとなった。
しかし、王の歪んだ政治事情を改善するつもりなどは無く、あくまでも自身の楽園を築くために王を糾弾する。
革命を起こして政権を得た後も、表向きの仕事は部下に丸投げして自身は裏で好き放題な生活を送っている。


【ゲーム】

3D-RPGです。
3Dならではの視点変更や謎（トラップなど）、こだわりの演出なども満載です。
もちろんHイベントも差分も多く、執拗なエロシーンになっています。
まずは体験版で遊んでみてください。