※本作品は単体では動作致しません。プレイされる際には『がちゃがちゃ娘。PINK』の本編データが必要となりますのでご注意ください。
http://www.digiket.com/work/show/_data/ID=ITM0165468/
それは突然、目の前に現れる一枚のコイン。
何かを買うことは出来ない。
何かと交換することも出来ない。
何が出来るのか?
それは『がちゃがちゃ』を回すこと。
――その『がちゃがちゃ』からは何が出てくるの?
オモチャ? …いいえ
アクセサリー? …いいえ
それは小さな心暖まる物語。
1つ1つは別々のお話。
だけど3つ合わせると紐解ける物語の秘密。
黄色が【はじまり】、青色が【つなぎ】、桃色が【むすぶ】
そして笑顔で貴方のそばに。
その時、
彼女たちは何を見ていたのか。
彼女たちは何を思っていたのか。
彼女たちは何を感じていたのか。
女のコ達の視点から物語を読む、がちゃ娘Heart+。
●あらすじ
学生生活を野球に捧げて暮らしていたオレ、二年生の夏は練習練習の日々だった。
そして迎えた地方大会の決勝、痛恨のエラー。むなしく消えて行った全国大会の夢。
チームメイトは気にするなと言ってくれてはいるが、
オレは自分の事を許せず、そしてまた失敗する事が恐くて、立ち直れないままでいる。
必死でボールを追った時、大きなケガをした。幸い後遺症が残るほどではなく
また復帰できるレベルだが……身体の傷も心の傷も大きくのしかかる。
何もかもが不安で……新学期から学校にも行けそうもない。
自宅と病院を行ったり来たりするだけの毎日。
そんな病院の帰り道、足元ばかり見つめて歩いていた俺は、光る一枚のコインを見つけた。
目の前には、不思議な光を放つ古いガチャガチャ――。
吸い寄せられるようにレバーを回し、出て来たカプセルを家に持ち帰る。
なんだか妙にドキドキしながら、カプセルを開けてみると、そこには○○○女のコが!?
「サラカっていうの、よろしくね♪」
サラカと名乗る女のコは、塞ぎ込むオレに対して時にやさしく時に厳しく接してくれる。
オレは、オレは、立ち直る事ができるのかもしれない……。
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