溺れるのファンです。
いつまでもこの甘酸っぱい世界にいたいなぁと思っていたのですが、もう最終巻なんですね。寂しいです。ゲイなら好きになった相手に振り向いてもらえず...なんていうことはよくありますよね。代々木くんの初々しさに、先生も胸を打たれただろうけど、教職員という立場があって...。代々木くんが、大人になれば、時間が経てば、経験があれば、代々木くんも先生の立場を理解してあげられただろうけど。若すぎて悲しい結末を迎えてしまったなぁ...と。でも、若さというものは不器用なもので、そこが美しいんだよねと思うのです。代々木くんが十年後くらいに先生に会って楽しく酒を飲んだり出来たらいいな、終わってしまったからこそ、始まることもあるんだなと思える日がくるといいなと思いました。とても良い作品でした。長々と書いてしまいましたが、大好きな漫画です。読んだあとに余韻が残る漫画です。石木屋様がまた新しい作品を世に出すのを楽しみにしています。
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