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【2021/7/21以降にご購入の場合】
2021/7/21以降のご購入は通常版でのご購入となります。
以下のURLからご利用ください。
https://www.digiket.com/work/show/_data/ID=ITM0219823/
縁結びの女神と巨大迷宮を誇る魔術大国で新たな絆を紡ぐ冒険開始!!
●予約キャンペーン『顕現せよ!? 可憐なる魔術師』アペンドデータ付き!
この特典は、ご予約をした方にもらえるアペンドデータです。
過去人気作のキャラクターと専用ステージ、アイテムなどが登場し、本編にてプレイしたゲームデータに追加して遊べるようになります。
◇アペンド専用のストーリーを追加!
2018年作品『封緘のグラセスタ』に登場した、メフィ公国出身のロキ家の魔術師「ミクリ・ロキ」が登場する新規書き下ろしストーリーです。
本編に関わらない番外編のアペンドストーリーとなっており、ストーリーを進めていくと追加ユニットである、ミクリが仲間として加入します。
ミクリは一部のユニットとの組合せで効果の高いユニオン能力が発生します。
その他、ゲームの救済要素を追加予定!
『注意』
※アペンドデータ単独では動作しません。ゲーム本編が起動できる環境が必要です。
※入手権利はキャンペーン期間内でキャンペーンを受け付けている店舗での予約のみとなります。
※おまけの受け取りは製品購入時となります。
※購入店舗様の発注状況、予約キャンセルの状態によっては、本キャンペーン終了後でも入手可能な場合がございます。
※本データは異なる媒体向けに後日配信する可能性があります。予めご了承ください。
●あらすじ
縁結びの女神フィアと共に『絆を紡ぐ物語』が帰ってきた――!
自立移動が可能な巨大兵器『グアラクーナ城砦』を巡る大冒険を経て。
迷宮の建設や修復、築城などを得意とする鍛梁師(たんりょうし)のアヴァロは、かつての夢だった自分の工房を持つことが叶う。
しかし冒険の果てに、神を封じ込める力を持つ魔石を動力とする城砦はその機能を失い、自立移動も難しい状態になっていた。
アヴァロは城砦の機能を修復しようと励みつつ、縁結び女神フィアや仲間たちとの穏やかな日々を過ごしていた。
そんな時、城砦内に幽霊が出るという小さな騒ぎが起こる。
なんと幽霊の正体は、特異な魔石の羽を持つ生まれたての精霊――『グアラクーナ城砦の化身』だった。
城砦と縁深いフィアとアヴァロは、未だ自意識の薄い精霊を『クーナ』と名付け、家族として迎え入れる。
なぜ城砦の精霊が生まれたのか、なぜこの時期なのか。
○い精霊は、自分が世界に顕現した理由として、とある方向を指さした――曰く、その方向から胸騒ぎがするという。
精霊クーナが指さした方角は、インフルース王国より北東方面。
国民の多くが魔術を操る、各地の迷宮内を制御し修行場として活用する魔術大国『メフィ公国』――
「そうだ、せっかくだし調査も兼ねて新婚旅行に行こー!」
女神フィアの素敵な思いつきにより、化身たるクーナの力で再び移動可能になったグアラクーナ城砦が始動する。
新たな冒険の舞台でいちゃいちゃラブラブしながら、クーナと親子の絆を育みつつ、公国内で暗躍する闇勢力の組織の目論見を阻止して、ドタバタと騒がしく魔術師の修行を積みつつ迷宮を踏破していく。
さらにクーナの出生の原因を追う内に、メフィ公国が誇る大規模転移魔術『鍵珠』機構の秘密や――城砦の魔石が有する『神を封じ込める力』の根幹に迫る事に。
メフィ公国全体を巻き込む騒動に、かつての仲間も駆けつけ、装いも新たに大冒険!
様々な特色を持つ8つの巨大迷宮が点在する大陸隋一の魔術大国『メフィ公国』にて、新たな絆を紡ぐ物語が始まる――!!
※販売開始後、ダウンロードしていただくファイル(777MB)以外に、同封ファイルに記述されているURLから追加ファイル(700MB×7,519MB×1)のダウンロードが必要です。
音声 | ○ | アニメ | |
---|---|---|---|
シーン回想 | ○ | CG回想 | ○ |
『顕現せよ!? 可憐なる魔術師DISC』
(けんげんせよ!? かれんなるまじゅつしでぃすく)
この特典はご予約購入をした方にもらえるアペンドデータです。
過去人気作のキャラクターと専用ステージ、アイテムなどが登場し、本編にてプレイしたゲームデータに追加して遊べるようになります。
◇アペンド専用のストーリーを追加!
2018年作品『封緘のグラセスタ』に登場した、メフィ公国出身のロキ家の魔術師「ミクリ・ロキ」が登場する新規書き下ろしストーリーです。
本編に関わらない番外編のアペンドストーリーとなっており、ストーリーを進めていくと追加ユニットである、ミクリが仲間として加入します。
ミクリは一部のユニットとの組合せで効果の高いユニオン能力が発生します。
その他、ゲームの救済要素を追加予定!
『注意』
※アペンドデータ単独では動作しません。ゲーム本編が起動できる環境が必要です。
※入手権利はキャンペーン期間内でキャンペーンを受け付けている店舗での予約のみとなります。
※おまけの受け取りは製品購入時となります。
※本データは異なる媒体向けに後日配信する可能性があります。予めご了承ください。
天縁神の使徒
●アヴァロ (Avaro)
【種族】ハーフエルフ/使徒
【出身】インフルース王国/ファラ=レアロス
【職業】女神の使徒/鍛梁師(たんりょうし)/グアラクーナ商会工房長
【武器】機軸杖(きじくじょう/大型工具兼機械杖)
人間族の父とエルフ族の母の血を引くハーフエルフの鍛梁師であり、女神の使徒。
かつての冒険を経て、グアラクーナ城砦が持つ自立移動能力が失われてしまったため、その機能を修復しようと工房経営の傍らで作業に勤しむ毎日を送っていた。
精霊クーナとの出会いにより城砦の修復作業に一段落がつき、魔術師の国に適応すべく機軸技術を向上させ、魔杖としての機能を付け加えた改良型の機軸鎚を生み出した。
また、メフィの秘宝と位置付けられる大規模転移魔法の仕組みに興味深々、その仕組みを解析し、自身の技術として取り込めないかと思案している。
夢だった自分の工房を持つことで責任感が強まり、頼られると応えたくなる兄貴肌の面が一層高まった。
工房仕事を経て技術力をぐんぐん向上させ、自身の製作物により人々の笑顔を見ることを生きがいにしているようだ。
「各地の迷宮へ飛ぶ大規模転移魔法……一体どういった仕組みなんだ? 城砦の機能に織り込めることは出来ないかな。へへっ、燃えてきたぜ!」
縁結びの女神
●フィア (Fia)
【種族】現神(うつつかみ)
【出身】???
【職業】天縁神(てんえんしん)/フィユシア教象徴代理/グアラクーナ商会会長
【武器】杖
「縁結び」を司る現神であり、緑の杜七柱の一柱である現神パライアの娘。
パライアの娘という立場から、インフルース王国が中心となり諸外国に広がるフィユシア教の象徴代理を務めることになった。
記憶を取り戻し、自らの立場が明確になったことで、様々な人物と立場を越えて繋がりを作る、縁を結ぼうとする自らの本質に準じて行動しているが、その振る舞いが神様らしくないと注意されることも。
城砦の精霊が世に生まれ出でたことは、遥か過去の出来事が関係しているのではと推測し、メフィ公国に眠る秘密を追っていく。
いつも明るく前向きであり、素直で感情表現豊か。
勢いのみの会話が多いが、清濁併せ呑む度量の大きさも持つ。
小さくて可愛いものが大好きであるため、精霊クーナに対して母として振る舞おうとするも事ある事に愛でてしまう。
「よーし、メフィ公国で新たな縁をたくさん結ぼー! クーちゃんもお友達を増やして、心を豊かに笑顔ですくすく成長だっ」
狂乱する料理長
●イオル (Iol)
【種族】猫獣人族
【出身】インフルースの西にある天枯断層(獣斥の谷)
【職業】グアラクーナ商会員/料理長
【武器】骨斬包(こつざんぽう)
かつての冒険を経て、暗殺者を辞め商会員として働くようになった猫獣人。
しかし彼女の主な実務は工房にて用いる素材集めであり、狩猟する対象が魔物に変化した形になる。
城砦内の主要な面子の料理を用意するのは彼女が圧倒的に多く、また、城砦内で小さな料理店を経営していたりする。
だが調理中に人格が変わる性質は変わっておらず、客はその様子に怯えているのだとか。
普段は言葉少なく物静かであり、話す言葉も短い。
同じく猫獣人のミケユと大の仲良しで、いつも彼女と共に行動している。
「イオ、参上――手を取って。だいじょぶ、もう危険はない。イオが全部、切り払う」
雪だるま職人
●ミケユ (Micheju)
【種族】猫獣人族
【出身】大陸北方諸国周辺にある霜籠の里
【職業】グアラクーナ商会員/魔術師
【武器】杖
かつての冒険を経て、魔術師としての才覚を発揮した猫獣人。
グアラクーナ商会員として働く傍らで、さらに魔術の腕を磨こうと修行に励む。
しかし最近、定職に付けたことで飽食気味となり、自身が太ってしまったのではないかと体重に怯える日々。
同じく猫獣人であり、大の仲良しであるイオルが作るおやつが絶品すぎて、気が付くと満腹以上に食べてしまう。
成長することに前向きであり、また地道な努力も苦にならない頑張り屋。
性格は礼儀正しくしっかり者、常に側にいる雪だるまは意識せずに魔力で作り出したもので、氷魔法に大きな適正を持つ。
「魔術師の国……! まさに、わたしに打ってつけの場所ですね!! さぁ皆さん、雪だるまを纏って安全にいきましょう!」
大酒飲み聖堂騎士
●キスニル・カグリ (Kisnil Kagri)
【種族】人間族
【出身】南方諸国(メンテキア守護国)
【職業】フィユシア教聖堂騎士
【武器】薙刀
かつての冒険を経て、新たに仕えるべき主を得て、主を護るに足る相応しい地位を手に入れた聖堂騎士。
生真面目で実直な性格であり、言動は厳しいが根は心優しく、困っている人がいると身体が勝手に助けに入る。
また仕事の時間と私生活をはっきり区別する潔さを持つ。
率直に言うと、私生活は意外と無頓着でだらしがない。
また、極度の味オンチの面を持つ。
嗜好としてお酒を大変好み、食事する前に飲んで、食べながら嗜み、食後に味わう。
そんな彼女だが、仕事は非常に真面目にこなす優秀な騎士である。
「メフィの国には火山地帯があるという。言いたいことは分かるな? そうだ――温泉でしっぽりと酒を楽しもうではないか」
暴走爆裂領主
●リシュエンツェーリ・ラウロソ (Lishenntser Lauros)
【種族】人間族
【出身】サンタシィ・エイフ連合(ラウロソ領)
【職業】ラウロソ領主・双盾姫
【武器】双盾
インフルース王国の西に隣接するラウロソ領の領主。
かつて仲間として冒険を果たした皆に会いたいが、領主としての務めを放っておく訳にもいかず、やきもきしている。
アヴァロたちが新婚旅行に出たと聞き、楽しい出来事に混ざれないのが悔しくて、騎士の仕事があるキスニルを誘って急遽割り込む。
大胆不敵、豪放磊落でありながら、物事をきっちりと見定め最良と思える行動を冷静に行える実行能力を持つ。
人の上に立つ者として教育を受けており、持てる者の義務を強く意識している。
「わたくしを除け者にするなんてズルいですわ! さらに知らぬ間に子供までこさえているとは不届き千万、ラウロソ仮面が成敗いたしますわー!」
厳格なる賭け狂い
●ロズリーヌ・フラン (Roselyne Fran)
【種族】???
【出身】インフルース王国(霊洩れの途)
【職業】グアラクーナ商会経理担当/操霊師
【武器】人形
かつての冒険を経て、インフルース王国に仕える操霊師からグアラクーナ商会の財政を預かる経理担当となった。
彼女自身はアヴァロの補佐が一番の目的であるため、今の生活を楽しんでいるようだ。
城砦に移り住んだ後に自覚したのだが、どうやら賭け事に熱中してしまう性格らしく、経理担当という事もあり自粛している。
上流階級で育ったと感じさせる気品さがあり、言葉遣いも上品。
だが感情が表情に表れにくく、悩みや事情を自分で溜め込んでしまう癖がある。
許可なく外出ができない身の上であったため、他者との触れ合いややり取りに慣れていないが、現在は彼女なりに積極性を見せる。
「アヴァロ隊長の周りは、いつも愉快な騒動ばかりね。ふふっ、ええ、もちろん付き合いましょう。私も、今は仲間だものね?」
溢れ出る父性
●ディートヘルム (Diethelm Konig)
【種族】人間族
【出身】インフルース王国
【職業】水闘獣の針団長、鍛梁師
【武器】機軸銃(きじくじゅう)
インフルース王国を拠点に活動する「水闘獣の針団」を率いる団長。
アヴァロに鍛梁師をノウハウを教えた師匠であり、アヴァロが少し孤高癖のあった頃から父親のように振る舞い、接している。
一時期は妻と子供をグアラクーナ城砦に預け、各地に出張していたが、メフィ公国に城砦が移動したことで、再び弟子の力になろうと駆けつける。
仲間や家族を守る為にいつも厳しい態度を崩さず、自身が見守り助けようと心掛けている。
集団を率いる為に金勘定にも厳格な面を持つ。
「なんだアヴァロ、焼きもちかぁ? 分かった分かった、ほら、お前も抱っこしてやるから機嫌を直せ」
翻弄される役者天使
●ミクシュアナ (Mikschana)
【種族】天使階級第六位(パワーズ)
【出身】???
【職業】マーズテリア神殿所属、征炎衆
【武器】槍
マーズテリア神殿からの任で、インフルース王国へ派遣されてきた階級第六位の天使。
現在は「神を封じる魔石」を作成する能力を有してしまったアヴァロの監視役として、グアラクーナ城砦に居を構えている。
実力は高いが若くして上役を任せられたことで、その立場に見合うよう態度や口調を気を付けている。
たまに素が出てしまい誤魔化す様子も。
新たな知識を得る手段が、流行りの本からという場合が多く、また影響を受けやすい。
その事が原因で各方面からからかわれてしまう状況を、なんとかしたいと考えている。
その改善方法を、また流行りの本から探しているようだ。
「魔術師として潜入するため、こんな煌びやかな衣装に身を包むことになるとは……あ、あまり見ないでください!」
婚活竜族長
●カトリト (Katlit)
【種族】竜族(雷府竜)
【出身】インフルース王国/雷府の雲海
【職業】竜巫女、族長
【武器】投擲具(チャクラ)
インフルース王国内「雷府の雲海」に里を築く竜族の長。
竜族の中でも年若く、威厳を醸し出すのも難しいため、周囲に頼りながらも里をまとめてフィユシア教内での務めを果たしている。
自分を成長させてくれた仲間に恩を感じており、役に立ちたい想いからよく城砦を訪れるのだとか。
気が小さく、相手に対して強気に出ることがない。
性格は心優しく、他者と争うことを苦手としていたが、責任ある立場になったからか頑張って意見を言うようになった。
最近、長の役目として「早く婿を取れ」を言われる機会が多いらしく、少し困っているらしい。
「えへへっ、竜族の長として、フィユシア教の皆さま方をお手伝いするのは当然ですよ。一緒に居られる理由が出来て嬉しいです!」
グアラクーナ城砦の化身
●クーナ (Kuna)
【種族】結晶精霊
【出身】グアラクーナ城砦中枢部
【職業】女神様の子供
【武器】結晶
グアラクーナ城砦の化身たる、生まれたての結晶精霊。
城砦の中枢部にあたる、神を封じ込める能力を持つ魔石を核として生まれ、城砦を自在に操ることが出来る。
その経緯からアヴァロやフィアは、クーナと名付け、自分の子供として扱うことで保護を買って出た。
生まれたばかりのため自我が浅く、物事の善悪を知らず、言葉も少したどたどしい。
色んなことを学ぼうとする意欲が高いため、様々な事柄に首を突っ込み、周囲を心配させたり冷や冷やさせるが、目の前で起こる困難を経験に変え、規格外の出力を持つ城砦の化身として成長していく。
心優しく頼れる父と、元気いっぱいで誰とでも仲良くなる母に見守られながら、子供らしい好奇心により積極的に行動する。
「パパ、ありがと……ずっと……がんばってたから、じょうさい、うごかせる……すき」
名門魔術師一族から派遣された案内役
●アンベル・ロキ (Anberu Loki)
【種族】人間族
【出身】メフィ公国
【職業】魔術師
【武器】杖
生まれも育ちもメフィ公国の、魔術を嗜む女の子。
魔術師の名門である「ロキ家」に生まれながら少し不器用で、体内に強大な魔力を秘めるも制御技術が拙く、一族の中でも不遇な扱いを受けていた。
そんな自分が嫌で生真面目に努力をするも失敗が多く、どんどん自信を失くしていく悪循環に陥ってしまっている。
真面目な性格故に責任感は強く、与えられた務めをしっかり果たそうとするも、言動の端々に自虐や卑屈さが出てしまうことも。
周囲に舐められまいと派手な格好や威圧的な態度を取るが、影で反省して落ち込む可愛い面がある。
メフィ公国内に起きた異変の調査という形でやってきたアヴァロ達に、ロキ家からの命で案内人という立場からアヴァロ達に同行する。
「あたしは名門魔術師であるロキ家一門の末娘、アンベル・ロキ――メフィ公国の案内人として、道中に立ちはだかる困難は振り払うよ。にひひっ、任せておけって!」
改革を志す誇り高き召喚魔術師
●リル・フラール (Lil Fullard)
【種族】人間族と獣人族のハーフ
【出身】メフィ公国
【職業】召喚魔術師
【武器】杖
人間族と獣人族のハーフである召喚魔術師の女の子。
生まれながらに内包している魔力が桁違いに多く、その素質は魔術師の中でも高い。
幼い頃にとある事情から孤児となってしまうも、その魔術的な素質の高さを見込まれ、メフィ公国内でも有数の、ロキ家と並ぶほどの歴史を持つ「フラール家」の養子として育つ。
生来の魔術素養と、効率重視の教育方針により公国隋一の魔術師として知られている。
自分を拾ってくれたフラール家の温情に応えるため、ロキ家に負けまいと歳が近いアンベルに強い対抗心を燃やし、事ある事にちょっかいをかけるも、アンベルは誰かを競うよりもまず自分の修行を優先していたため、上手く熱意が伝わらない。
何故か光・闇の上位精霊である結騎を連れている。配下が2人とも自分の想像を超えた行動や思考をするため、余裕を保てずドギマギすることも多い。
「高い能力を持つ者には、大きな責任が生まれるわ。フラール家の末席を汚す者として、私は恥ずかしい姿を見せる訳にはいかないのよ」
光のフィルモルガナ
●煌燐結騎 (Koulin Yuiki)
【種族】上位精霊に属する結騎(フィルモルガナ)
【出身】???
【職業】配下精霊
【武器】投擲
エルフの神々に仕えていた古い精霊のひとりで、光を司る上位精霊。
冥燐結騎と共に何故かリルに付き従い、主の志が真っ直ぐ歪まないよう力添えする。
長い名前だとうっとうしがられ、リルから「コウ」と呼ばれているようだ。
露出の多い服装に、妖しい雰囲気を醸し出すお色気たっぷりのお姉さん。
男性経験のないリルに対して、恋は成長に必要だと唆しつつも、彼女の純真な部分を守りたいために、ちょっかいをかけてくる男には厳しい審査が入るようだ。
強力な光魔法を行使し、一味を後衛で支える。
上位精霊である結騎がなぜリルに使役されているのか、その経緯は謎に包まれている……。
「あら、恋愛はとっても大事なのよぉ? 良い恋は心を大きく成長させてくれる。主様にはちょっと早かったかしら」
闇のフィルモルガナ
●冥燐結騎 (Meilin Yuiki)
【種族】上位精霊に属する結騎(フィルモルガナ)
【出身】???
【職業】配下精霊
【武器】拳
エルフの神々に仕えていた古い精霊のひとりで、闇を司る上位精霊。
煌燐結騎と共に何故かリルに付き従い、主の理想が叶うようその身を費やす。
長い名前だとうっとうしがられ、リルからは「メイ」と呼ばれているようだ。
常に礼儀正しいが慇懃無礼な面もあり、飄々とした態度で、居丈高に振る舞う主を窘めつつもより過激な提案をすることが多い。
リルの強い上昇志向には賛同しており、主君として立派に育って欲しいと思考しつつ、美しい女性への礼節として軽めの痴漢行為を嗜む。
リルからは叩かれる。
強力な闇魔法を扱い、一味の前線を務める。なぜリルに使役されているのか、その経緯は謎に包まれている……。
「ふむ、小ぶりな桃で御座いますな。やはり女性は豊満な方が魅力的かと、もっと大きく成長してくださいませ、我が主君よ」
おっとり悠然とした亡き母の親友
●ルーチェ (Luce)
【種族】リュリエルフ
【出身】インフルース王国/ファラ=レアロス
【職業】フィユシア教司祭
【武器】弓
フィユシア教内で司祭の地位に就くリュリエルフ。
インフルース王国から見て、北西方面にあるベルガラード王国の一勢力が不穏な動きを見たことで、フィユシア教の象徴であるフィアへの助力を申し出て、メフィ公国へ駆けつけた。
実はアヴァロが生まれた際に立ち会っており、アヴァロの母ルーダが存命だった頃、もっとも仲の良い間柄であったという。
その為、アヴァロを自身の息子のように扱ってくる他、折を見て甘やかそうとする。
その可愛がり方は、男子を駄目にしてしまう程と評判。
穏やかで心優しい性格だが、怒ると表情を変えないまま静かに追い詰める癖があるようだ。
「うふふっ、どうやらおしおきが必要なようね? あら、逃げなくても大丈夫よ、そんな気がなくなるまで、たっぷりと反省してもらうわ……!」
闇纏う怨嗟
●ギアリー・ガイダル (Geary Gaidar)
【種族】人間族
【出身】インフルース王国
【職業】復讐者
【武器】戦斧
ベルガラード王国に逃げ延びていた「魔シキ封錬ノ匠」の組織員。
未だ「神による支配体制」を覆すことに執着し、その為に行動を起こす。
同じ組織員であり、同じ血筋を持っていたヴァーツラフ・ガイダルとの差異は、人間族の地位復権よりも、自身が敗北する事を強く嫌う点だろう。
たとえ目的の為であったとしても、一時的にすら後退することを好まない。
嗜虐的な性質が強く、常に相手に対し攻勢に出られないと機嫌が悪くなる。
周囲を利用できるかどうかを判断し、味方に対してにもそれは及ぶ。
一度敵だと見定めると一切の容赦はせず、苛烈なまでの制裁を加えていく。
しかし役に立つを判断した者には、彼女なりの温情を与えるようだ。
「さあ、始めようか。平和を享受する奴らをこの手で絶望に叩き落してやろう……!」
秩序なき狂愛者
●ズィナミア・ネテスタス (Zuinamia Netesutasu)
【種族】魔族
【出身】ベルガラード王国
【職業】子爵
【武器】鞭
ベルガラード王国にて子爵の地位を持つ「ネテスタス家」の当主。
退屈をしのげる出来事を探していた際に、フィユシア教との対立の末にインフルース王国から追い出された「魔シキ封錬ノ匠」の一族であるギアリーと出会い、彼女の理念とその烈々たる生き方に魅入られ、自ら協力と支援を申し出た。
協力の見返りとしてベルガラード王国の益となるものを得ようという目的を持つが、それよりもギアリーがどうやって世界に反旗を翻すのか、その生き様に強い興味を持っている。
その激しい生き様に自分が関わっている事に、何よりの幸福感を感じるようだ。
自他共に認めるほど、何事に置いても失敗を許さぬ厳しい価値観を持つが、心を許した者にはひたすらに甘い。
ただし彼女が心を許すのは、現状でギアリーのみである。
「クフフフッ、その迸り、その狂乱、何て心を惹き付けるのかしら。貴女と居ると退屈しないわぁ、もっと私を昂らせて……!」
ロキ家当主
●サクリファ・ロキ (Sacrifa Loki)
【種族】人間族
【出身】メフィ王国
【職業】魔術師・ロキ家当主
【武器】杖
メフィ公国内でも有数な名家「ロキ家」の当主であり、国家元首からフィユシア教への対応を一任されるほど信頼が高く、高名な魔術師である。
国内に置ける魔術の権威と称しても差し支えない大物。
歳老いても衰えることなく、常に飽くなき探求心が胸の内に溢れており、新しい魔術との出会い、効率の良い魔術の最先端を走る研究者としての気質を備えている。
反面、魔術に関する事柄にしか興味がなく、他者への評価を魔術の腕や知識により判断してしまう面も持つ。
「今一度お伺いさせていただきたい。件のグアラクーナ城砦を移動手段に選んだ理由を――なぜ、わざわざ土地や行路に負担をかける禁忌の戦略兵器を用いたのか」
フラール家当主
●カーベルト・フラール (Carbelt Fullard)
【種族】人間族
【出身】メフィ公国
【職業】魔術師・フラール家当主
【武器】魔法書
メフィ公国内でも有数な名家「フラール家」の当主であり、一つの街の統治を任されるほど位の高い魔術師。
他者への気遣いを忘れず、常に振る舞いが優雅である貴族然とした人格者であり、近年、メフィ国内で広がっている不死、不老を追い求める感性を否定し、人として真っ当な生き方をしたいと考えている。
過去のとある出来事から妻を亡くし、血縁を持たなかったが、豊かな自身の環境を活かし、身よりのない子供を保護する事業を始めた。
その一環として、幼い頃より魔術の才能に溢れたリルを養子とする。
「生まれた時より位の高さを持ち、暮らす為の金銭に余裕がある私が対処に乗り出すべき事態とは……頼るべき者すら失くしてしまった、身よりのない子を助ける事」
占い屋の主
●サリナ・シフォル (Sarina Chifoll)
【種族】人間族
【出身】メフィ公国
【職業】魔術師/占術師
【武器】魔水晶
メフィ公国の首都「メフィ・リウェロン」内に占い屋「水風館」を構える魔術師。
生まれ持った才能が全てとされる占術の中でも、一風変わった睡眠占いという、寝ている際に出る大きな鼻ちょうちんに映った光景で未来を読む占いを得意とする。
話した方にも表れるほどおっとりとしており、滅多なことでは動じない大らかな性格。
才覚が大きく関わる占術は汎用性が利かず、発展性の低い魔術とされて評価が低い中、本人は気にせず、自分の可能な範囲で人々の役に立とうと張り切って眠る。
その努力は傍から見るとただダラけているだけなので、なかなか上手く伝わらない。
「占いって最悪の未来を回避する為の手段としての予知情報だからね〜。個人の情報っていうよりも〜、大きな未来の流れが見える方が多いんだよ〜」
モン娘の研究者
●クシェル・イェーグ (Kuchel Iegu)
【種族】人間族
【出身】メフィ公国
【職業】魔術師/研究者
【武器】薬
メフィ公国内では有名な、魔物の生態研究にしか興味のない変わり者の魔術師。
見るからに怪しげな恰好や、自分本位な言動を取っている為に周囲から敬遠されているが、研究の目的は敵対関係にある魔物と心を通じ合わせる方法の模索や、その為の魔術開発および開発した魔術の普及である。
目指している夢は立派だが、実際の彼女は魔物の生態を知る事にしか興味がなく、通常ではあり得ない異種間による性交の反応を見る事に強く執着している。
しかし無駄な犠牲を出す事は先々の研究が不利になると考え、どんな魔物に対しても絶対的な優位を保てる「神の使徒」という性質を持つアヴァロに協力を持ち掛けた。
「ボクちんは悲しいんだ。今のメフィ公国は、魔物を魔術の実験体くらいにしか思ってない……心を通じ合わせて、仲良くなる為の研究は必要だろう!?」
アヴァロの弟子
●ポポルン・ロッツ (Poporun Lots)
【種族】人間族
【出身】南方諸国
【職業】鍛冶職人
親子で南方諸国よりメフィ公国に渡ってきた鍛冶職人であり、首都「メフィ・リウェロン」内に「超革新的ロッツ工房」という店を構えるも、父親が病で亡くなったことで腕の未熟なポポルンが引き継ぐことになり、経営が立ち行かなくなってしまう。
なんとか客を集めようと考えていたところ、縁結びの女神が来訪していると知り行動を起こす。
大袈裟な身振り手振り、なにかにつけ叫ぶ等、全ての表現が暑苦しく、感情表現が豊かすぎる一面を持つも、性格は素直で心優しく、自身の鍛冶の腕で周囲を幸福したいという夢を持つ。
メフィ公国に馴染もうと魔術師然とした恰好を装うも、部分的には故郷の意匠も残っているため、違和感が強い身姿になってしまっている。
「この地の“魔術師に求められる技術の開発”――それには迷宮にて得られる素材が多量に必要、その入手に手を貸してもらいたく、お願い申し上げまする!!」