「志摩も…もう待てないです…」 卒業式。花火大会の日以来はじめて姿をあらわした志摩に、隼輔はあることを伝えようとしていた。 千鶴から志摩の居場所を聞き、隼輔は志摩の元へと向かう。 やっと二人きりになれたとき、離れていたあいだにそれぞれが抱いていた思いをぶつけあって…。 「人を好きになるって…こんなに素敵なことなんですね」