体育教師 第五話＋第六話

「いっ、いい。たっ、たまらない」「このエロ教師め!!」
性具として責め嬲られる体育教師！ その果てしない○○の日々！

1980〜90年代、伝説のゲイ雑誌『さぶ』誌で熱筆を揮った幻の作家・江島厚による、体育会野郎責め小説！ 単行本『体育教師 新装版』にて収載された、表題作第五話と第六話をセットで配信開始！

◎第五話

放課後の体育教官室。二人きりの真樹と吉田。そこに現れる雄二。「連れて来たか？」「はい!! 今、忠之が連れてきます」吉田と雄二の意味深なやり取りに、真樹は狼狽する。「せっ、先輩!! 連れてくるって、誰をですか」

忠之と共に部屋に入ってきたのは、水泳部の来期のキャプテンである英一、レスリング部の雄二達の後輩である努であった。間も無く一丁前の雄になろうとする、蒼い肉体と臭いを漂わせているこの二人が、真樹にとって新たな雄いじりの加虐者となるのだ。

真樹は無毛の股間を晒され、スリッパで頬をビンタされる。「今日は、初対面式だからな。お前が、どれほど淫乱なドスケベ野郎か、努と英一に見せてやるのが目的だ」吉田がそう言うと、真樹を更なる○○が襲う。真樹が一日中、尻穴に入れていたゴム製の男根を取り出され、口に頬張らされ、再び尻穴で出し入れを強いられ…。

それから四日目、努と英一に、真樹の肉体をひき渡す日がやって来る。真樹を責めるのは、浣腸、縄、自身の精液で汚れたサポーター、若い雄の男根、12個のゴルフボール…新たな○○の日々が始まろうとしていた…。

『真樹は、片手を股間に伸ばし、その円盤上のゴム栓をつまむ。そして、ゆっくりと前へ引き出し始める。
顔をしかめ、荒い息に厚い胸板を上下させながら……。
ズズッ、ズズッとゴムのプラグは、真樹の秘口から抜き出されていき、やがて、スポッと抜き取られた。
それは、肌色をしたゴム製の男根だった。筋を立て、勃起した形状をリアルにうつしたひとり遊び用の男根だ。十五センチの長さのそれには、汚物のカスがへばりつき、異臭を発っている。
「あ、あんなものを入れっぱなしにしてるんすか」
努が声をあげる。』（本文より）

◎第六話

真樹は時折思い出す。大学一年、夏合宿での、全裸生活の日々を。あの様々な体験が、今の俺を定めたのだと…。炎天下のグラウンドで、全裸で並ばされ、50人以上の先輩たちから受けた鉄拳制裁。その凄惨な記憶が、口の中に滲んだ血の味と共に蘇り始めて…。

風呂に入ることはおろか、シャワーすら浴びさせてもらえない日々が続く。溜まる一方の若い雄の性欲が、収まらない朝勃ちとなって現れる。朝食時、それを嘲笑する先輩たち。執拗なサオいじりの末に、真樹たち一年部員は一列に並ばされ、互いに体を密着させられたムカデのような状態で、紐で縛られる。「その場で、脚あげ、右足から、水平になるまで高くあげろ!!」非情な命令に、汗まみれのケツと股間がこすれあい、その刺激に男たちはやがて…。

ある豪雨の夜、吉田が真樹をグラウンドへ連れ出す。「今夜、男の味を経験しろ!!」と真樹に迫り、その体を抱こうとする。「せっ、先輩、まずいっすよ」抵抗する真樹の両腕を縄で縛り、吉田はその雄々しい肉体を貪り始める。真樹は濡れた土の上で、自身のサオをしゃぶられ、吉田のサオをしゃぶらされる。そしてついに、真樹は初めてケツを○されようとするが、「そ、それだけは、勘弁して下さい」と抵抗し…。

『「そのまま、じっとしてろ!!」
吉田の声が、影の中から聞こえる。
「ウッス!!」
「声をたてるな」
「……」
コクリと頷いてみるものの、真樹は、一体何が始まるのか、理解できずにいたのだ。
「俺の命令は絶対だ、いいな!!」
再び、コクリと頷く真樹!! その真樹の顔に、吉田の手が伸び、顎を指で挟む。
「俺の好み通りの面をしている」
顎を挟んでいた手は、真樹の首筋を撫で、胸板へと下っていく。それにつれて、懐中電灯の光も下っていく。厚い筋肉質の胸板、乳首を抓み、グリグリと揉みしだく。』（本文より）