ある日、砂漠の真ん中に巨大な謎のダンジョンが出現した。 
数刻の間に姿を変える砂漠のように、そのダンジョンも生き物のごとく姿を変化させていた。 
 地図の存在意義を無力とするその迷宮からは、数々の秘宝が発見されることもあり、その噂は世界中へと広がっていた。 
 世界各地からは財宝を求める強者の冒険者達が集まり、何もなかった砂漠にはいつの間にか冒険者達の街が出来上がっていた。 
 悪の大魔王? いまのところ噂は聞かないが、これだけの財宝と冒険者が居る街だ・・・・そのうち、現れるかもしれない。 
 欲望が渦巻く不思議なダンジョンとその街は、欲望と混沌の中で栄えていきました。 
 そんな中、君(プレイヤー)も世界中を旅する冒険者の1人。 
 たまたまこの地に足を踏み入れた君は、1人の美しき女魔法使いに決闘を挑まれる。やがて巨大な爆発が起きるが、生き物のような砂漠は2人の体を砂の中へと飲み込んでいってしまう。 
 どれだけの時間が過ぎただろうか、蟻地獄のような流砂に飲まれた2人は、やがて、薄暗いダンジョンの中で目を醒まします。 
 ・・・そう、ここが噂に高い謎多き砂漠のダンジョン「デザート・ラヴィリンス」。 
 2人は、まず地上への帰還を目指して歩き始めます・・・しかしその先には。