終末世界という限られた世界の中で、各ヒロインが見せるいろいろな顔や姿(Hシーン含む)に注目。
特に、ヒロインとのとあるシーンは個人的に泣けました。
体験版時代から作品を見続けてきましたが、どんな展開になるのかまったく読めず、
「この手のシナリオにありがちな展開」とは違う作品です。
また、地の文・セリフの言い回しや世界観が独特で、かつプレイ時間10時間を超える文章量は、面白さと読みごたえを両立しています。
二つの時間軸を行ったり来たりしながらストーリーが進むので、若干頭を整理する必要はありますが、時間軸がつながったとき、全容が一気に理解できて、「そういうことだったのか」という驚くような、すっきりするような感じになりました。
一度といわず、伏線などを理解したうえで二度、三度と読み進めることをお勧めします。