「あむっ……くちゅる…ちゅぴ、ちゅぱ……ぢゅるるぅ……ちゅくちゅく…ぴちゃ、ぺちゃ…ぢゅむ……んちゅ……ぢゅむぅ…くちゅちゅ……」
光量を落とした室内灯が照らす薄暗い空間に、秘めやかに響き渡るねっとりと湿った音。
「ふはぁ……あふ…ぢゅるぢゅる……くちゅ、むちゅ……ちゅちゅ……ちゅぴちゅぱ…んむっ…んぐ…むぐ……ちゅぷちゅぷ……」
絶え間なく響くその淫らな音色は、部屋の中程にあるベッドの上……。
そこに艶めかしく浮かび上がった肌と肌が、濃密に重なり合う部分から漏れ出ていた。
「ふふ……随分と熱心にしゃぶられてますけど、そんなに男のイチモツが恋しかったですか……? 詩鶴様……」
「ぷはぁ……べ、別に……恋しかったとかじゃなくて……これは、駿くんがやれって言うから……」
「フフ……そういえばそうでしたね。これは僕の方から詩鶴様にお願いしたんでしたね……」
「詩鶴様があんまりコレにご執心なものですから、ついそのことを忘れてしまってましたよ……」
「それは……駿くんの、ペ○スが……こんなになってしまってるのは私の所為だって……だから……」
「ええ、その通りですよ、詩鶴様……」
知り合いの紹介で名家の館へ住み込みで働き始めた主人公:大地駿。
そこに住むのは魅力的な五姉妹たち。欲望を引き寄せる肢体、莫大な財産、地位と名誉に恵まれた、すばらしい女性達。
孤児だった主人公は、何も持っていなかったからこそ、今自分の目の前にあるモノ全てを手に入れようと、手段を選ばず行動を始めた。
最初は戸惑っていた女性達も、刻み込まれていく快感に抗えなくなり、徐々に溺れていく――――。
宿命と陰謀に血塗られた○○の扉がいま開かれる……。