『聖カレイジア公国』建国以来幾度となく魔王軍を撃退してきたこの国も、魔王カーレンの侵攻によってあっけなく降伏する。
聖カレイジア公国の太陽、公女にして神聖教皇だった『アイリス』が連れ去られ、2週間後に民衆の前に姿を現した時、公女は変わり果てた姿となっていた。
信仰を捨て去り、只々快楽を求め続ける全裸のアイリスを見て、聖カレイジア公国の民衆は驚愕した。
カーレン「無様だねぇ! かつては神聖教皇とまで言われた人間が、戦に負けたせいで、単なる淫乱女に改造されて、支配してる奴らに欲望まみれの目で見られるだなんて」
カーレンはケイブマン(穴居人)の精液を身体に浴びせかけられながら絶頂を迎えた公女を憐憫と侮蔑の目で一瞥して、その場を後にする。
部屋に戻ったカーレンは、部下が用意してくれていたのであろう酒を飲み干す。
と、その時、物陰から何者かが現れカーレンを組み敷いた。
カーレン「お、おのれ! 貴様! お、お前はナジャ?」
カーレンはその正体が、かつての盟友であり、そして自分が魔王軍の実権を握るために追い落とした相手であることに気が付いた。
今しがた飲んだ酒に盛られていた媚○のせいで抵抗できないカーレン………。
かくて、魔王カーレンの屈辱と恥辱まみれの転落が始まる。