椿伯母さんの経営する「旅亭・桂城荘」には連日怖い人たちが来てワーワー怒鳴りまくっている。
そこに現れたのが彼だ。探偵なんだって……。
お部屋を仕事場代わりに使っていて、椿さんとも顔見知りの雰囲気。
JCの頃、母の男探しのために残されたわたしを、からかいながら相手してくれたお調子者。
都会から古びた街に来て楽しみもなかったわたしの息抜きにはちょーどよかったけどね……いつもからかってくる、そんな彼に、私の気持ちは少しだけ……ほんのちょっぴりだよ。
へへ……バカみたいだよね。
あんなことがあるなんて思わなかった……あんなことになるくらいなら……はじめからこんな気持ち……
……今日もあの人は私の部屋にやってくる。
若女将の見習いをさせてもらってる私が仕事を終えると決まってやってくる。
嫌がる私を宥めながらするのがいい。とか、文句を言う強気なところがいい。とか、……バカみたい。
仕事終りの汗まみれの体を無造作に弄るあの人の手。
おっぱいを鷲掴みにして、乳首を痛いくらいに摘み上げる。
ショーツは脱がさずに、脇から捩じ込むのがいいって。
何度されてもイヤなものはイヤ。
けれど、気持ちとは裏腹にどうしようもなく私のからだは熱く潤ってしまう……いつだったろう、お風呂の掃除中、あの人に無理矢理入れられて、激しく突き上げられて、汚されて……それでも仕事に戻らなくちゃいけない私は、あの人の匂いを拭い、素知らぬ顔をして、仕事をし始めたけれど、かすかに残ってしまったあの人の匂いに、仕事中なのに敏感に反応してしまう私のカラダ……目の前には彼がいるのに……
カラダに刻まれたあの人の形、教え込まされた嗜み……あの人好みの女に……私は変わってしまうのかな……
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