お兄ちゃんのおふろそうんだんしつ

のぞみ「おにいちゃん……ゆっくり、やさしくしてね……」
こちらに体重を預けるようにもたれ掛かってくる。その控えめな希未の重さすら、愛おしい。
俺「ああ、おにいちゃんに任せておけ」
のぞみの脇下から腕を通して、ゆっくりと胸に手を触れる。
のぞみ「ぁ、ん……ぉにいちゃん……っ」
希未の柔肌に指先が触れた瞬間、希未の口元から熱っぽい吐息がこぼれた。
俺「気持ちいいの？」
そっと耳元で囁きかける。
のぞみ「ぇ、ぃゃ……そんなことは……っ」
いつもの元気な姿は消え、希未は緊張に身を硬くしていた。

最初の章「のぞみ（１）」より。
胸の大きさ（小ささ）にコンプレックスがあるというのぞみ。
大きくするために、お兄ちゃんの手で揉んであげましょう。

のぞみ「こんなところで……こんな、いっぱいの人に見られるなんて……恥ずかしぃ……」
耳まで赤くして恥じらいながらも、湯船の縁に座り、大きく両足を左右に開いてくれた。
なんだかんだ言いながら、希未は見られることを喜んでいるのかもしれない。
青年「えっ」
遠くの方から声が聞こえた。おまんこを開帳している希未の姿に気付いたのだろう。
若者「おいおい、あれ……まじかよ……」 　それらの声を皮切りに、ざわざわと周囲が騒がしくなる。
のぞみ「お、おにいちゃん……だいじょうぶ、かなぁ……」
希未は心配そうな声を上げた。
俺「平気だよ、みんな喜んでいるだけさ」

6章「のぞみと男湯」より。
いつまで経っても、体つきのコンプレックスがなくなりません。
お兄ちゃん以外にも評価してもらおうと、近所の銭湯の男湯にやってきました。
見せつけています。

さゆら「う、っ……足、広げるんだよね……」
言われたとおり洗い場の床に紗由良は寝転んだ。
そこから両足を広げるのは、さすがに恥ずかしいのか一瞬の躊躇を見せる。
俺「セックスできるって言うなら足を広げなきゃね」
恥ずかしくて無理だと言えば、その場で、すぐに止めさせるつもりだ。そのことを紗由良も分かっているのだろう。
さゆら「それくらい、べつに……できるもん……っ」
くっと軽く唇を噛むと、意を決したのか、ゆっくりと両足を左右にひろげ始めた。
俺（お、おおっ……これは……）

4章「さゆら（２）」より。
友達に聞いた「セックス」というものをしたみたいと言い出すさゆら。
彼女にはまだ早いかもしれませんが、とりあえずやってみましょう。