ここは、私立名取学園。
郊外の閑静な立地にある共学校。
進路についての四者面談を控え、受験生の担任教師達は慌しい。
教師達にとっては悩みの種である四者面談……
しかし、生徒思いと評判の教師である主人公は、嫌がるどころか、とても楽しみにしていた。
なぜならば――
「――“獲物”が、よりどりみどりだからな」
そう、彼にはもう一つの顔があった。
その裏の顔は、内申や推薦をチラつかせ、生徒の母親(時おり、ついでに女子生徒も)を食い物にする鬼○教師!
他人の女を“モノにする”事しか興味がない、非道な寝取り教師なのだ。
それでいて無理矢理に迫ったりはせず、あくまでもスマートに“モノにする”美学の持ち主。
そんな彼にとって、学校はもってこいの“狩り場”。
夫や○○を愛する人妻は、正に“寝取られて下さい”と言わんばかりの存在。
両親と生徒による四者面談は、そんな人妻達が“わざわざ”足を運んでくれ、おまけにこれから“寝取られる”旦那の顔を拝めるという、実にありがたいイベントに他ならない。
内心で舌なめずりしつつ、教室へ向かう主人公。
今日も、新たな“保護者狩り”が始まる……
“――とてもいい狩り場だ、ここは――”