“お兄ちゃん…もうやめて…ここから出して…”
これは、とある兄と妹の歪んだ愛の物語……
主人公と妹ののぞみは、4歳違いの兄妹。
兄妹はとても仲良しで、両親と共に穏やかで幸せな○○時代を過ごした。
しかし、のぞみが○○から女性に成長していくにつれ、主人公は彼女を単なる妹として見られなくなっていった。
そう、主人公はのぞみを“妹”ではなく、一人の“女性”として見るようになっていたのだ。
そんな思いを伝える事が出来ないまま兄妹の間はギクシャクし始め、更に両親が教育方針を巡って不仲になるなど、幸せだった家庭は徐々に崩れていった。
更に、のぞみが中3になった時、決定的な事件が起きた。
のぞみに初めて彼氏が出来たと知り、主人公は激しい嫉妬を覚え、二人を強引に別れさせてしまったのだ。
この時点で主人公は、今まで明確に意識してこれなかったのぞみへの気持ち……兄としての愛情ではなく、男としての恋心をはっきりと自覚した。
この事で兄妹の溝は決定的に深まり、更に両親が離婚した事で、家族は離散してしまう。
主人公は地元の大学ではなく、東京の大学に進学し、逃げるように地元を出たのだった。
そして4年後……大学卒業を間近にした主人公は、妹や家族の事も忘れ、日々何となく過ごしていた。
だが、運命はそんな平穏な日々をたやすく奪う。
何と、街中で偶然にものぞみと再会したのだ!
職探しの為上京したと言う彼女と話すうち、眠っていた主人公の想いが爆発!
あろう事か、のぞみに○○○を飲ませ、眠っている間に室内へ○○してしまう。
状況を把握できないのぞみに、冷静にささやく主人公……
――今度こそ、兄ちゃんが守ってやる。
――ずっと……そう、ずっとな。
こうして、兄と妹の奇妙な“飼育生活”が始まった――
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