とりあえず、セクハラの舞台として消防団を選択するセンスは、今までありそうでなかったもの。ここが光る。
ただ発想は良かったけど中身は結局よくある展開に落ち着いてしまっているように思う。消防団という舞台をもう少し生かせなかっただろうか!?
そこがとても残念。
おそらく近年、担い手の減少に歯止めがかからない消防団がポスターなどでこれまで募集していなかった女性の団員を求人し始めたのに着想を得たのでしょうが、消防団詰め所には分煙はおろか、更衣室の整備もトイレの男女分けも、なにも受け入れ態勢が整っていないのが実情。そこを押さえていれば、他の団員といっしょに着替えを強要されたり、トイレを盗撮されたり、使えるネタはもっとあったはず。