三上辰雄(主人公)は、病気により母を亡くします。
そんな折、辰雄の家に喪服に身を包んだ二人の女性が訪れます。
「綾乃(あやの)」と名乗った女性は、妹の「梓(あずさ)」を紹介した後、辰雄の父親が死んだことと、自分達の住む村に辰雄を当主として迎え入れる為に来た事を告げます。
唐突な出来事に戸惑い、とりあえずその日は二人を泊める事になりました。
その晩、寝付けない辰雄の部屋を梓が訪れ、不思議香を炊きます。
そして、「お情け頂戴します」と抱きついてきた梓に驚く辰雄でしたが、部屋に漂う不思議な香りのせいか、振りほどくことが出来ずに彼女を組み敷き、処女を奪ってしまいます。
そして、いつのまにか寝床にもぐりこんできた綾乃も交えて、姉妹二人掛かりで辰雄に奉仕してきます。
辰雄は夢うつつの中、何度も何度も二人の身体を楽しみました…。
しかし翌朝、何事も無かったかの様に振舞う二人を見て、辰雄は「夢だったのか…」と思いながらも、自分の故郷のことを知りたくなり、意を決して綾乃につれられ生まれ故郷である碧沢村に向かいました。
本家にたどり着く前に、辰雄は二人の少女と出会います。
一人は電車の中で辰雄を痴○と間違えた、金髪碧眼の少女「アンリ」、もう一人はあぜ道で出会った、辰雄の事を「たっちゃん」と呼び、旧知の間柄のように話す少女「せり」。
後の二人と自分の関係など、そのとき辰雄は微塵も考えていませんでしたが、本家につくと当主としてのお披露目が行われ、許婚の少女達が紹介されます。