キーに「義母」とあるので気付くと言えば気付くのではあるが「母子相姦もの」と勘違いして購入すると大いにがっかりすることになる。父親の「後妻」の話なので正確には「ママハハ編」なのである。
ここの絵は無駄なデフォルメもなく、構図の取り方が巧く指先まで丁寧に描かれてるので思わずそそられてしまうのであるが「実母」でないと判明した時点で期待していたものがガラガラと崩れ去ってしまうため、内容について言及すべきことも特に持ち合わせることがなくなってしまう。
更に悪いことに息子に遮二無二「ママ」などと呼ばせているものだから余計に三文芝居的な白々しさが強調されてしまっている。普通に父子で母親を使用する設定でいけたんじゃないかと思うのだが何か「義母」設定をしなければならない事情でもあったのだろうか?
返す返すも残念な一作であった。
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