以前から、リアルでも映像作品等でも、お風呂の中での濡れ場って、いろいろ、なかなか難しいものがあるなー、と思ってまして……(あくまで、個人の感想です)。
そんな中、『最果てのアムリタ』(特に2)にハマッて以来、紙の本もデータ版もいくつか購入させて戴いているこの作者さん、この『うたかた』では、実によくやっていらっしゃると思います。
ページ数も少なめなので、もう単刀直入(実際、“単刀”が“直入”されちゃうわけですが……)、ほぼワンシチュエーション。お風呂で“お兄ちゃん”がしてくれる“マッサージ”で、いたいけな“弟くん”がパラダイスにイッちゃうという、それだけと言えばそれだけ。しかし、こんな“マッサージ”を受け入れ(というか“マッサージ”だと信じ込み)、乱れまくってしまう“弟くん”がホントにいたら、そりゃもう、たまんないでしょうね!
しかも「それだけ」じゃない、ハートウォーミングなエピローグも用意されていて、読後感もホンワカパッパな一作なのです。
このレビューは、
1 人中、
1 人の方が「参考になった」と投票しています。(キャッシュの都合上反映に時間が掛かる場合があります)